1:まとめらいぶ:2017/06/12(月) 20:28:31.45ID:CAP_USER9.net
【IT media PC USER】
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1706/12/news091.html
「Windows 10 S」は始まりにすぎなかった? 今度はWindows 10のワークステーション
級マシン向けエディションをMicrosoftが開発中、とのウワサが聞こえてきている。
[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]2017年6月に入り、Windows 10の開発
まわりでちょっとした騒動があった。
米Microsoftは6月1日(米国時間)、Windows Insider Programに参加する複数のRing
ユーザーに対して開発中の内部ビルドである「Build 16212(RS_EDGE_CASE)」を
誤って配信してしまったのだ。もし該当するユーザーがいれば、システムを以前の
ビルドに戻すよう注意喚起している。
動作上の問題が多いことと、特にWindows 10 Mobile版については再起動ループを
繰り返してWindows Device Recovery Tool以外では戻せなくなる可能性があるとの
ことで、継続利用は控えてほしいという。
しかし、注目すべきはその後の発見だ。この内部ビルドであるBuild 16212にはまだ
発表されていない「謎のWindows 10 SKU」の名称が含まれていることが判明し、
一部で話題となっている。どうやら、Microsoftは高パフォーマンスPC向けの
新しいWindows 10の提供に向けた準備を進めているようだ。
MicrosoftはWindows 10ファミリーの新OS「Windows 10 S」を2017年5月に発表した
ばかり。Windows 10 SはWindowsストアからダウンロードできるUWP(Universal
Windows Platform)アプリのみが実行可能な教育分野向けのOSだ
その名は「Windows 10 Pro for Workstation PCs」?
同件を最初に報告したのは、Lakshmi 'Tito' Ulluというユーザーのツイートだ。問題の
ビルドにおけるpkeyconfig内のデータに「Windows Server 2016 ServerRdsh」
「Windows 10 Pro for Advanced PCs」「Windows 10 Pro N for Advanced PCs」
という表記がみられ、これらが既存のSKUと異なることから、開発中の未発表
エディションではないかとの臆測が広がった。
TwitterでMicrosoftやWindows関連のリーク情報をいち早く伝えることで知られる
WalkingCatは、これが従来まで「Pro for Workstation」とうわさされていた新SKU
の正式名称ではないかと推測したが、その後にTheGrandMofongoというユーザーが
関連のリーク資料をツイートで紹介しており、謎のSKUが「Windows 10 Pro for
Workstation PCs」である可能性が高まっている。ワークステーション級
マシン向けOSに搭載される新機能とは?
しかし、ここでのポイントは正式名称よりもむしろ、Windows 10 Pro for
Workstation PCsと呼ばれる製品の機能面だ。
高パフォーマンスが要求される処理を最適化する「Workstation Mode」、NTFSの後継
をうたう高信頼性ファイルシステムの「ReFS(Resilient File System)」、CPU負荷を
極力抑えて高速なファイル共有を可能にする「SMBDirect」、最大4コアCPU+6TBメモ
リまでのサポートといった具合に、従来のWindows 10 Proをより処理性能と信頼性に
特化した形で強化されている。
このうわさが本当だとして、Windows OSにおける「Workstation」の名称は、
NTカーネルを一般向けPCにも展開したWindows 2000(2000年に一般リリース)
で消滅したため、久しぶりの復活となる。このWindows 10新エディションにより、
技術計算や映像処理などプロフェッショナル用途での利用拡大がさらに
進むかもしれない。
今回のBuild 16212が、Windows 10次期大型アップデート「Fall Creators Update
(Redstone 3)」に属するビルドであることから、このWindows 10 Pro for
Workstation PCsのリリース時期は少なくとも同アップデートの提供時期と
みられる2017年9月~10月より後のタイミングになる可能性が高い。
今後も続報が入り次第、お伝えしたい。
Redstone 3(RS3)の開発コード名で呼ばれてきたWindows 10の次期大型アップデート
「Fall Creators Update」は、2017年9月~10月ごろの配信とみられる
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http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1706/12/news091.html
「Windows 10 S」は始まりにすぎなかった? 今度はWindows 10のワークステーション
級マシン向けエディションをMicrosoftが開発中、とのウワサが聞こえてきている。
[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]2017年6月に入り、Windows 10の開発
まわりでちょっとした騒動があった。
米Microsoftは6月1日(米国時間)、Windows Insider Programに参加する複数のRing
ユーザーに対して開発中の内部ビルドである「Build 16212(RS_EDGE_CASE)」を
誤って配信してしまったのだ。もし該当するユーザーがいれば、システムを以前の
ビルドに戻すよう注意喚起している。
動作上の問題が多いことと、特にWindows 10 Mobile版については再起動ループを
繰り返してWindows Device Recovery Tool以外では戻せなくなる可能性があるとの
ことで、継続利用は控えてほしいという。
しかし、注目すべきはその後の発見だ。この内部ビルドであるBuild 16212にはまだ
発表されていない「謎のWindows 10 SKU」の名称が含まれていることが判明し、
一部で話題となっている。どうやら、Microsoftは高パフォーマンスPC向けの
新しいWindows 10の提供に向けた準備を進めているようだ。
MicrosoftはWindows 10ファミリーの新OS「Windows 10 S」を2017年5月に発表した
ばかり。Windows 10 SはWindowsストアからダウンロードできるUWP(Universal
Windows Platform)アプリのみが実行可能な教育分野向けのOSだ
その名は「Windows 10 Pro for Workstation PCs」?
同件を最初に報告したのは、Lakshmi 'Tito' Ulluというユーザーのツイートだ。問題の
ビルドにおけるpkeyconfig内のデータに「Windows Server 2016 ServerRdsh」
「Windows 10 Pro for Advanced PCs」「Windows 10 Pro N for Advanced PCs」
という表記がみられ、これらが既存のSKUと異なることから、開発中の未発表
エディションではないかとの臆測が広がった。
TwitterでMicrosoftやWindows関連のリーク情報をいち早く伝えることで知られる
WalkingCatは、これが従来まで「Pro for Workstation」とうわさされていた新SKU
の正式名称ではないかと推測したが、その後にTheGrandMofongoというユーザーが
関連のリーク資料をツイートで紹介しており、謎のSKUが「Windows 10 Pro for
Workstation PCs」である可能性が高まっている。ワークステーション級
マシン向けOSに搭載される新機能とは?
しかし、ここでのポイントは正式名称よりもむしろ、Windows 10 Pro for
Workstation PCsと呼ばれる製品の機能面だ。
高パフォーマンスが要求される処理を最適化する「Workstation Mode」、NTFSの後継
をうたう高信頼性ファイルシステムの「ReFS(Resilient File System)」、CPU負荷を
極力抑えて高速なファイル共有を可能にする「SMBDirect」、最大4コアCPU+6TBメモ
リまでのサポートといった具合に、従来のWindows 10 Proをより処理性能と信頼性に
特化した形で強化されている。
このうわさが本当だとして、Windows OSにおける「Workstation」の名称は、
NTカーネルを一般向けPCにも展開したWindows 2000(2000年に一般リリース)
で消滅したため、久しぶりの復活となる。このWindows 10新エディションにより、
技術計算や映像処理などプロフェッショナル用途での利用拡大がさらに
進むかもしれない。
今回のBuild 16212が、Windows 10次期大型アップデート「Fall Creators Update
(Redstone 3)」に属するビルドであることから、このWindows 10 Pro for
Workstation PCsのリリース時期は少なくとも同アップデートの提供時期と
みられる2017年9月~10月より後のタイミングになる可能性が高い。
今後も続報が入り次第、お伝えしたい。
Redstone 3(RS3)の開発コード名で呼ばれてきたWindows 10の次期大型アップデート
「Fall Creators Update」は、2017年9月~10月ごろの配信とみられる
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