1まとめらいぶ2017/09/02(土) 17:15:31.92ID:uvvvFOQD0.net BE:306759112-BRZ(11000)

アメリカでは防腐処理をした遺体を埋める土葬による埋葬方法が一般的ですが、
このアメリカ式の土葬は土地と資源を無駄にし、環境にも優しくない、
ということが近年指摘されています。

「液体窒素で冷却した遺体を振動で粒子状にする」
「アルカリ加水分解で骨だけにする」

など、最新の遺体処理法を含め、これからの埋葬方法がムービーで模索されています。

アメリカで行われるお葬式と聞いて思い浮かぶのは、墓地、棺桶、
たくさんのフラワーアレンジメントなど。

しかし、この方法は

「死体を廃棄する最悪の方法ではないか?」

とムービーでは問いかけられています。



ジャーナリストのマーク・ハリス氏によると、棺桶を使った埋葬法はアメリカの
埋葬方法として一般的で、防腐処理された遺体が金属製の棺桶に入れられた状態
で墓地に埋められます。



アメリカの葬儀費用は平均して1万ドルから1万2000ドル(約108万~130万円)で、
より凝った葬儀をするとなると、さらに費用がかさみます。

例えば、ロックバンド「KISS」仕様の棺桶は、棺桶だけで7000ドル(約76万円)。

しかも、棺桶の下に置かれているギターアンプの
キャビネットが含まれているかどうかは不明。

また、葬儀ビジネスは非常に繊細な状態にある家族に、
実際には不要なアイテムやサービスを売りつけていくという、
略奪的なビジネスであるとも言われています。

実際より高い値段で棺桶を売ったとして、訴訟が起こることも。

また、このようなアメリカの葬儀スタイルは無駄も多いとのこと。
地下埋葬所を作るために毎年大量のコンクリートを使用しており、
その量はアメリカを横断する2レーンの高速道路の半分にあたるとのこと。

そして、棺桶の製造には毎年ゴールデンゲートブリッジを
再建できるほどの金属が使われています。

「私たちは埋葬の方法を新しいものに変えるべきではないか?」という指摘

【gigazine】
 http://gigazine.net/news/20170902-way-of-bury-the-dead/
2まとめらいぶ2017/09/02(土) 17:16:05.35ID:uvvvFOQD0.net
加えて、約4万平方メートルの墓地に含まれる棺の木材は家を40軒建てられる量です。

約4万平方メートルの墓地に埋まる死体の防腐処理には、家の裏庭のプールを満たせる
くらいの量のホルマリンが含まれているとのこと。

ホルマリンはホルムアルデヒドの水溶液で、生物の組織標本作製のための固定や防腐
処理に使用されますが、人体には有害で、毒劇法で医薬用外劇物に指定されています。

過去の研究では、遺体の防腐処理を行う人は脳・結腸・前立腺のがんや白血病にかかる
確率が高いことが発表されています。

遺体の防腐処理は、1体につき平均して約1.4kgのホルマリンを使用します。
この時、大量の使用済みホルマリンが血液や排泄物、体に含まれる未知の病原と
ともに下水システムに流される、とのこと。

ではアメリカ式の埋葬から離れるとして、他にどのような選択肢があるのか、
と考えた時にまず挙げられているのが日本の99.9%、スイスの85%、
イギリスの75%で行われている「火葬」

アメリカでは2015年に初めて火葬の数が土葬を上回りました。
このまま火葬を行う人が増加すれば2030年には70%近くの人が
火葬を行うものと見られています。

火葬が行われるようになった大きな理由が費用。土葬を行うと平均しても
100万円以上のコストがかかりますが、火葬なら1400ドル(約15万円)ほどで
済みます。

また、遺体を埋めるためのスペースやホルマリンの量が少ないのも
メリットとして挙げられています。
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