1まとめらいぶ2015/06/27(土) 18:41:59.15ID:???*.net
2015年夏に公道走行実験を開始すると発表してきた
Googleの全自動運転カーが、実際に公道を走り出したことが
発表されました。走行実験はGoogleの本社がある
カリフォルニア州マウンテンビューを中心に行われている模様です。

Notice anything new on the streets of
Mountain View, California? Our latest…

【Google Self-Driving Car Project】
 https://plus.google.com/+SelfDrivingCar/posts/3NuRpigxp4e

【Google Self-Driving Car Project】
 http://www.google.com/selfdrivingcar/

今回の公道デビューを果たしたGoogleの全自動運転カーは、
車内にハンドルやアクセルペダルなどの操作系がない完全
自律型の車両。Googleはこれまでにもレクサス・RX450hや
トヨタ・プリウスを改造した車両で公道実験を行っていましたが、
今回はゼロから開発された全自動タイプのセルフドライビング
カーが走り始めたところが最大のポイントです。

ただし今回はまだ実験走行の段階であるため、車両には運行を
見守る安全スタッフが搭乗し、取り外し式のハンドルやペダル類を
載せておくことで、必要が生じた際にはすぐに手動での運転に
切り替えられるようになっているとのこと。また、周囲や近隣の安全を
考慮して、車両には最大時速25マイル(約40km/h)の速度リミッターが
設定されています。走行を制御するソフトウェアは、すでにレクサスに
搭載されて合計160万kmの走行実績がある
ものが搭載されているそうです。

これまでの走行実験から新たな次のステップを踏み出したGoogleの
全自動運転カーは、これからどんどんと走行距離を伸ばしてデータの
収集が行われる模様。ソフトウェア自体はすでに実績があるものを
使っているということなので、全く未知のものが突然出現すると
いうことではありませんが、実際にこの車両に路上で遭遇すると
周囲がどのような反応を示すのか興味深いところです。

なお、これにタイミングを合わせるかのようにカリフォルニア州は
セルフドライビングカーに関連する交通事故の詳細を
一般に公開することを決定しています。

州当局はこれまで、路上で起きた事故の詳細は一切
公表しないとしてきましたが、2015年5月にAP通信はGoogleの
セルフドライビングカーが6年間で11回の事故に遭遇していたこと
を報道。これをきっかけに情報の透明性に関する議論が起こった
ことを受け、カリフォルニア州のDMV(車両関連を扱う部局)は
事故記録の一部を公表することを決定しました。事故資料は、
当事者の氏名などの個人情報や、保険にまつわる箇所を
黒塗りした状態で公表されますが、事故が発生した状況などは
全て確認できるようになっているとのこと。

また、Googleは自身のサイト上で車両の事故情報を含む
「マンスリーレポート」の公開を開始しており、
誰でも自由に閲覧できるようになっています。

Gigazine

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