1:まとめらいぶ:2017/03/02(木) 21:36:04.82ID:CAP_USER.net
【gigazine】
http://gigazine.net/news/20170227-windows-98-in-2017/
1998年に登場したWindows 98およびその改良版のWindows 98 Second Editionは、
当時としては卓越したマルチメディア性能や安定性の高さなどが評価され、Windows
における名作OSの一つと数えられています。そんなWindows 98は誕生からほぼ20年
が経った2017年でも問題なく使えるのか、そんなことを検証したムービーが
公開されています。
今回用意されたマシンは、コンパックの「Armada e500」と呼ばれるモデル。CPUは
Pentium 3でクロック周波数は500MHz。128MBのRAMと20GBのハードディスクを
搭載するモデルで、2001年に製造されたモデルとのこと。
前面には、3.5インチフロッピーディスクドライブとDVDドライブを内蔵。
右サイドには拡張用のPCカードスロットとマイク入力、ヘッドフォン出力端子を持ち、
イーサネット端子とモデム端子、赤外線受光部を備えるほか、ビデオ出力
(コンポジット出力)端子を備えるという充実のモデル。背面には電源端子、
USB端子、シリアルポート、VGAポート、ドッキングステーション用の
専用コネクター、プリンターポート、PS/2端子をレイアウト。巨大な端子
がズラッと並ぶ様子に時代を感じます。左サイドに内蔵されるバッテリーは
四角い交換可能なタイプ。発火することでリコールの対象になっていたモデル
ですが、問題ないことをチェック済みとのこと。驚いたというのが、コンパックを
買収したHPが2017年2月現在でもArmada e500のサポートページを提供している
という事実で、各種WindowsやMS-DOSのインストールディスクもダウンロード
できるようになっていたそうです。
マシンの動作はサクサクしていた様子。まれにウインドウのレンダリングに引っかかる
ような様子を見せますが、おおむね良好な状態を保っているようです。検証用に最新の
ブラウザをインストール。とはいえ、このバージョンで選択できたのは、
Internet Explorer 6でした。なお、今回の検証にあたっては、Windows 98と
Windows Millennium上でWindows2000/XPのアプリケーションを動作させる
ための互換レイヤー「KernelEx」をインストールしてあるとのことです。
KernelExをインストールしておいたこともあり、Mozillaのメールソフト
「Thunderbird」は問題なく動作。メールの作成から送受信までも問題なく
こなしている様子。オープンオフィススイートの「OpenOffice」も動作が可能。
文書作成ソフトではイラストも問題なく扱えているようです。表計算ソフトの
動作にも問題はなさそう。ファイルの読み込みや保存も特に問題はなかったようです。
動画再生には、現代のプレイヤー「VLC」を採用。無料でさまざまなフォーマットに
対応するプレイヤーで、動作が軽いので古いマシンでも使うことが可能です。
HDクオリティはマシンスペック的に厳しいようですが、動画の再生そのもの
には問題なし。今から見るとかなり貧弱なスペックに見えますが、当時は誰もが
このようなマシンを問題なく使っていました。
(中略)
検証を行った結果、「Windows 98は2017年でもメインPCとして通用するか」という
問いには「YES!」との答えKernelExのインストールや、可能な限り最良のソフトを
探す手間は欠かせないようですが、簡単なブラウジングやメールの送受信、音楽の再生、
そして最新版でないゲームであれば、十分に今でも通用するという結論に達している
ようです。ただし、公式のサポートははるか昔に終了しているので、セキュリティの
面の脆弱性が高く、いわゆる「穴だらけ」の状態ともいわれているため、インターネット
には接続せず使う・USBメモリなどでデータ交換を行わないことが勧告されている
という点は注意が必要です。


1998年に登場したWindows 98およびその改良版のWindows 98 Second Editionは、
当時としては卓越したマルチメディア性能や安定性の高さなどが評価され、Windows
における名作OSの一つと数えられています。そんなWindows 98は誕生からほぼ20年
が経った2017年でも問題なく使えるのか、そんなことを検証したムービーが
公開されています。
今回用意されたマシンは、コンパックの「Armada e500」と呼ばれるモデル。CPUは
Pentium 3でクロック周波数は500MHz。128MBのRAMと20GBのハードディスクを
搭載するモデルで、2001年に製造されたモデルとのこと。
前面には、3.5インチフロッピーディスクドライブとDVDドライブを内蔵。
右サイドには拡張用のPCカードスロットとマイク入力、ヘッドフォン出力端子を持ち、
イーサネット端子とモデム端子、赤外線受光部を備えるほか、ビデオ出力
(コンポジット出力)端子を備えるという充実のモデル。背面には電源端子、
USB端子、シリアルポート、VGAポート、ドッキングステーション用の
専用コネクター、プリンターポート、PS/2端子をレイアウト。巨大な端子
がズラッと並ぶ様子に時代を感じます。左サイドに内蔵されるバッテリーは
四角い交換可能なタイプ。発火することでリコールの対象になっていたモデル
ですが、問題ないことをチェック済みとのこと。驚いたというのが、コンパックを
買収したHPが2017年2月現在でもArmada e500のサポートページを提供している
という事実で、各種WindowsやMS-DOSのインストールディスクもダウンロード
できるようになっていたそうです。
マシンの動作はサクサクしていた様子。まれにウインドウのレンダリングに引っかかる
ような様子を見せますが、おおむね良好な状態を保っているようです。検証用に最新の
ブラウザをインストール。とはいえ、このバージョンで選択できたのは、
Internet Explorer 6でした。なお、今回の検証にあたっては、Windows 98と
Windows Millennium上でWindows2000/XPのアプリケーションを動作させる
ための互換レイヤー「KernelEx」をインストールしてあるとのことです。
KernelExをインストールしておいたこともあり、Mozillaのメールソフト
「Thunderbird」は問題なく動作。メールの作成から送受信までも問題なく
こなしている様子。オープンオフィススイートの「OpenOffice」も動作が可能。
文書作成ソフトではイラストも問題なく扱えているようです。表計算ソフトの
動作にも問題はなさそう。ファイルの読み込みや保存も特に問題はなかったようです。
動画再生には、現代のプレイヤー「VLC」を採用。無料でさまざまなフォーマットに
対応するプレイヤーで、動作が軽いので古いマシンでも使うことが可能です。
HDクオリティはマシンスペック的に厳しいようですが、動画の再生そのもの
には問題なし。今から見るとかなり貧弱なスペックに見えますが、当時は誰もが
このようなマシンを問題なく使っていました。
(中略)
検証を行った結果、「Windows 98は2017年でもメインPCとして通用するか」という
問いには「YES!」との答えKernelExのインストールや、可能な限り最良のソフトを
探す手間は欠かせないようですが、簡単なブラウジングやメールの送受信、音楽の再生、
そして最新版でないゲームであれば、十分に今でも通用するという結論に達している
ようです。ただし、公式のサポートははるか昔に終了しているので、セキュリティの
面の脆弱性が高く、いわゆる「穴だらけ」の状態ともいわれているため、インターネット
には接続せず使う・USBメモリなどでデータ交換を行わないことが勧告されている
という点は注意が必要です。