1:まとめらいぶ:2017/09/11(月) 20:08:53.29ID:CAP_USER.net
ソニーは、ネイティブ解像度の4K SXRDパネルを搭載し、レーザー光源により
コントラストを高めたホームシアタープロジェクタ「VPL-VW745」を12月9日
より発売する。価格は170万円。
0.74型/4,096×2,160ドットの4K SXRDパネルを搭載したプロジェクタで、レーザー
光源を採用。レーザー光源では、大幅なコントラストや画質向上が期待される一方で、
従来の4K/HDR対応プロジェクタ「VPL-VW5000」('16年発売)は800万円と高価で、
さらにサイズも大きかった。レーザーとネイティブ4Kによる高画質性能を持ちながら、
映像にこだわる人が家庭に導入できる価格帯を目指したのがVPL-VW745となる。
ソニー独自のZ-Phosophorレーザーダイオード光源を採用し、輝度は2,000ルーメン。
HDR映像をハイコントラストに再現可能で、ダイナミックコントラストは∞:1。HDR
信号は、Ultra HD Blu-rayなどで採用されている「HDR10」と、放送で採用される
「Hybrid Log Gamma(HLG)」に対応する。
4K映画やスポーツなどの動きの速い映像をくっきり、なめらかに表現する
「4Kモーションフロー」や、HD信号など4K未満の映像信号に対し、データベースから
最適なパターンを照合・分類し、4K映像を生成する「リアリティークリエーション」
も搭載している。3D立体視にも対応し、「フルHD 3Dグラス・イニシアチブ」
準拠の無線方式3Dを採用する(メガネは別売)。
レーザー光源の採用による、高速起動も特徴。また、ランプ寿命も2万時間と長いため、
運用コストも軽減できるとする。ユーザーによるランプ交換には対応しない。
レンズは電動ズーム/フォーカス対応。レンズシフトは、上+85%、下-80%、
左右±31%の投写画面移動に対応する。レンズシフト位置はリモコンから調整できる。
また、アナモフィックレンズ対応の4K信号処理(Vストレッチ)にも対応する。
また、レーザー光源を搭載すると冷却機構などの関係で、サイズが大きくなって
しまうが、VW745では特に奥行きの短さに配慮して設計。外形寸法を560×495×223mm
(幅×奥行き×高さ)に抑えた。'16年モデルの4Kネイティブプロジェクタ「VPL-VW535」
の496×464×195mmより一回り大きくなってはいるものの、レーザー光源対応の
ネイティブプロジェクタとしては最小サイズとしている。
加えて前面吸気、背面排気の採用により、排気による陽炎(かげろう)現象の影響に
よる画質劣化を抑制している。排気のため後方のクリアランスは50mm以上
空けるよう推奨している。
【AV Watch】
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1079531.html