1まとめらいぶ2016/01/19(火) 18:38:55.39ID:CAP_USER.net
マイナビ ニュース



かつてのビジネススタイルと言えば、スーツにネクタイが定番。しかし現在、
業種によっては私服で出勤できる会社も珍しくありません。ということは、
おのずとバッグの選択幅も増えていきます。

スーツに合うビジネスバッグばかりを選ぶ必要はなく、
カジュアルなトートバッグやショルダーバッグを
片手に出勤する人も少なくないです。

そんななか、筆者が密かに注目しているのは「ランドセル」。

「海外で日本のランドセルが人気」という評判は以前から耳にしていましたが、
その影響なのか、国内でも状況が変わりつつあります。

というのも、今年11月には土屋鞄製造所が大人の仕事鞄
「OTONA RANDSEL」の生産受注を開始しており、
既に定員数に到達済み。

これは、小学校の時と同じように、
大人たちの間でも仕事鞄としてランドセルを
使うことが広まっているということ……?

その真相を探るべく、約15年前から"大人用ランドセル"を
製造・販売している「手作り鞄工房HERZ(ヘルツ)」を直撃しました。

そもそも、"大人用"と"子供用"のランドセルに違いはあるのでしょうか?
「基本的に違いはありません。本体の大きさは同じですし、
ストラップの長さが異なるくらいです」

(HERZ・根本裕之さん 以下同)

ちなみに、HERZが扱うランドセルは「横広タル型」「横型」「縦型」の3種。

一番人気を誇るのは、多くの人がイメージする縦型ランドセルです。

また、定番の赤と黒以外にもHERZではキャメルやチョコグリーンといった
色をラインナップし、既存のランドセルよりかなり落ち着いた雰囲気で
上品な印象となりました。

子供以外が背負っても違和感はなく、デザイン性に引かれ
ランドセルを購入する大人も少なくないのだとか。

「可愛らしいという理由から、特に30~40代の
女性に購入していただけることが多いです。
A4ファイルがそのまま収まりますので、
その容量も魅力ではないかと思います」



やっぱり、大人もランドセルを使っていた! と思いきや……。

「購入されたお客さまのお声を聞いている限り、ランドセルを
ビジネスシーンで使う人はそこまで多くありません。

カジュアルな雰囲気があるので、普段使いされる方が多い印象です」

ありゃ、そうなんですか……。

とはいえ、ランドセルは既存のビジネスバッグと比較しても見劣りしません。

「最低でも6年は壊れないよう考慮して
製作されているので、頑丈さは折り紙付きです。

また、荷物がたくさん入るのはもちろんですが、
軽量化にも配慮しているので身動きが取りやすい。

最近増えている自転車通勤にもぴったりだと思いますよ」ランドセルは、
利便性とデザイン性の両方を高いレベルで兼ね備えた"仕事鞄"に成り得そう。
よりその良さに対する認知が進めば、ランドセルを背負い
通勤するビジネスパーソンが増えても不思議じゃないのかも?

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