1:まとめらいぶ:2015/11/22(日) 10:10:55.83ID:???.net
【GQ】
http://gqjapan.jp/car/news/20151119/lamborghini-huracan-lp580-2
本来ウラカンは4WDを前提に開発された訳だが、ウラカン LP 580-2は後輪
駆動の2WD。ランボルギーニがなぜそのようなモデルを販売するのかと言えば、
その理由は明快で、より強烈なドライビングエクスペリエンスをオーナーに提供
するため。一昔前のレーシングカーをも凌駕するほどのスペックを持ったマシンを
自分の思うままに操縦できた時、このクルマはもっとも輝きを放つ。
だが4WDからの2WD化に伴い、単にパワートレインの無駄な箇所を取り去った
だけで終わらないのが、このクルマの面白いところ。後輪駆動車ならではの運転の
楽しさを引き出すため、ランボルギーニは様々な施策を採った。ウラカン LP 580-2は
車名が示す通り、最高出力580ps、最大トルク540Nmを発揮する5.2リッター
自然吸気のV型10気筒エンジンを、リアミッドに縦置きで搭載する。4WDモデル
「ウラカン LP 610-4」と比べると30psほどパワーダウンしているが、そこは軽量化
によって解決。車両重量(乾燥)はわずか1389kgで、4WDモデルと比べ33kgも軽く、
パワーウエイトレシオも2.33kg/psに対し、2.4kg/psと肉薄する。
トランスミッションには7段デュアルクラッチを備え、0-100km/h加速は3.4秒、
最高速度も320km/hとどちらも一級のパフォーマンスだ。
後輪駆動になったことで現れる一番の違いは、やはりハンドリングだろう。
前後重量配分も40:60へと変更したことで、フロントアクスルへの慣性力は削られ、
ノーズの動きはよりクイックになった。ステアリング上に備わる選択式のドライビング
モード「ANIMA(イタリア語で魂を意味する)」には3つのモードが設定され、
ストラーダこそトラクション志向の通常モードだが、スポルトを選択すれば
オーバーステアリング傾向の走りとなり、さらにコルサを選べば、サーキットで
思う存分にマシンのパフォーマンスを味わすことができるニュートラルなハンドリング
設定となっている。ステアリング自体は引き続き電動パワーアシストタイプのものが
採用されるが、オプションの「ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)」を
選べば、速度やドライビングモードによってギアレシオが変わり、より高精度な
ハンドリングで運転を楽しむこともできる。同時に、新しい後輪操舵システムを
投入したことで、より安定した車両走行が実感できるようになった
とランボルギーニはアナウンスする。
さらに「ランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ(LPI)」と呼ばれる車両
コントロールシステムも、ウラカン LP 580-2のために再設計。車体の重心近くに
備えられたセンサーシステムで、車両の挙動を常に把握。ドライバーが路面を
よりダイレクトに感じながら走れるよう改良が施された。
他のスポーツカーブランドが続々とターボ化していく中で、NAエンジンを搭載し、
“あえての後輪駆動”を選択したウラカン LP 580-2。より自然に、クルマとの
一体感を求める方にとっては、魅力溢れるハンドリングマシンとなることだろう。
なお、日本での販売価格は2280万円。
http://gqjapan.jp/car/news/20151119/lamborghini-huracan-lp580-2
本来ウラカンは4WDを前提に開発された訳だが、ウラカン LP 580-2は後輪
駆動の2WD。ランボルギーニがなぜそのようなモデルを販売するのかと言えば、
その理由は明快で、より強烈なドライビングエクスペリエンスをオーナーに提供
するため。一昔前のレーシングカーをも凌駕するほどのスペックを持ったマシンを
自分の思うままに操縦できた時、このクルマはもっとも輝きを放つ。
だが4WDからの2WD化に伴い、単にパワートレインの無駄な箇所を取り去った
だけで終わらないのが、このクルマの面白いところ。後輪駆動車ならではの運転の
楽しさを引き出すため、ランボルギーニは様々な施策を採った。ウラカン LP 580-2は
車名が示す通り、最高出力580ps、最大トルク540Nmを発揮する5.2リッター
自然吸気のV型10気筒エンジンを、リアミッドに縦置きで搭載する。4WDモデル
「ウラカン LP 610-4」と比べると30psほどパワーダウンしているが、そこは軽量化
によって解決。車両重量(乾燥)はわずか1389kgで、4WDモデルと比べ33kgも軽く、
パワーウエイトレシオも2.33kg/psに対し、2.4kg/psと肉薄する。
トランスミッションには7段デュアルクラッチを備え、0-100km/h加速は3.4秒、
最高速度も320km/hとどちらも一級のパフォーマンスだ。
後輪駆動になったことで現れる一番の違いは、やはりハンドリングだろう。
前後重量配分も40:60へと変更したことで、フロントアクスルへの慣性力は削られ、
ノーズの動きはよりクイックになった。ステアリング上に備わる選択式のドライビング
モード「ANIMA(イタリア語で魂を意味する)」には3つのモードが設定され、
ストラーダこそトラクション志向の通常モードだが、スポルトを選択すれば
オーバーステアリング傾向の走りとなり、さらにコルサを選べば、サーキットで
思う存分にマシンのパフォーマンスを味わすことができるニュートラルなハンドリング
設定となっている。ステアリング自体は引き続き電動パワーアシストタイプのものが
採用されるが、オプションの「ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)」を
選べば、速度やドライビングモードによってギアレシオが変わり、より高精度な
ハンドリングで運転を楽しむこともできる。同時に、新しい後輪操舵システムを
投入したことで、より安定した車両走行が実感できるようになった
とランボルギーニはアナウンスする。
さらに「ランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ(LPI)」と呼ばれる車両
コントロールシステムも、ウラカン LP 580-2のために再設計。車体の重心近くに
備えられたセンサーシステムで、車両の挙動を常に把握。ドライバーが路面を
よりダイレクトに感じながら走れるよう改良が施された。
他のスポーツカーブランドが続々とターボ化していく中で、NAエンジンを搭載し、
“あえての後輪駆動”を選択したウラカン LP 580-2。より自然に、クルマとの
一体感を求める方にとっては、魅力溢れるハンドリングマシンとなることだろう。
なお、日本での販売価格は2280万円。