1:まとめらいぶ:2016/04/24(日) 12:51:14.96ID:CAP_USER.net
【日経 トレンディネット】
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1003590/041200248/
我が家のリビングのテレビには今、ブルーレイレコーダーや
「PlayStation 4」「Nexus Player」「Apple TV」「Amazon Fire TV」など、
さまざまなテレビ向けデジタル機器が接続されており、
さまざまなコンテンツを楽しんでいる。
最近このなかに新しく仲間入りして、テレビ使用時間の多くを
占めるようになったのがWindows 10搭載の「スティックPC」だ。
なぜスティックPCを使い込んでいるのか
スティックPCはWindowsがインストールされたれっきとした「パソコン 」。
マイクロUSBケーブルを接続して電源を供給しなければならないが、
HDMI端子に接続するだけでテレビを「テレビパソコン」化することが可能だ。
このスティックPCを他のデバイスよりも長く使うようになった理由のひとつは、
汎用性の高さだ。2016年に入ってから各社から発売された最新スティックPCには、
「Windows 10 Home 32ビット版」がインストールされている。
64ビット専用のアプリケーションは利用できないがそれでもWindows向けに
星の数ほど存在するソフトウェアを活用できる。
例えば、筆者の場合はブラウザー「Chrome」とメモアプリ「Evernote」を
テレビで利用している。この2つのアプリによって、ほかに使用しているPCや
タブレットとブックマークやパスワード、メモを同期できるのは非常に便利だ。
しかしスティックPCの最大のアドバンテージは、ウェブサービスや
クラウドサービスのほとんどすべてを使える点にある。
たとえばNexus Playerでは「Googleフォト」、Apple TVでは「iCloud」、
Amazon Fire TVでは「Amazon Cloud Drive」にアップロードした写真などを
鑑賞できるが、それぞれのデバイスで別のサービスを利用することは
基本的にできない。
Nexus PlayerやAmazon Fire TVにAndroidスマホ用
アプリをインストールすれば一部可能だが難易度は高い。
ところがWindowsがインストールされたスティックPCであれば、
ウェブブラウザーから「Googleフォト」「iCloud」「Amazon Cloud Drive」
すべてにアクセスできるし、それぞれのアプリケーションをインストール可能だ。
「OneDrive」はもちろんのこと「Googleドライブ」や
「Dropbox」などのクラウドサービスだって利用できる。
また、動画配信サービスの「Hulu」で「FOXチャンネル」などのリアルタイム配信を
見られるのはウェブサービス版だけだ。Nexus Player、Apple TV Amazon Fire TV
向けにHuluアプリはリリースされているが、リアルタイム配信を視聴する
機能は搭載されていない。
FOXチャンネルでリアルタイム配信される「ウォーキング・デッド」を
いち早くリビングの大画面テレビで観たいのなら、スティックPCがもっとも便利だ。
さらに筆者の場合、ウェブブラウザー版のメーラーやスケジューラーを
利用しており、短めのメールならスマホで、長めのメールは
スティックPCで済ましている。
わざわざ自室に戻ってPCを立ち上げる必要がないのは実に快適だ。
ノートPCやタブレットを持ち歩けばいいかもしれないが、それでは仕事に
追われている気分になる。リビングでのんびりテレビを眺めている間ぐらいは、
できればノートPCやタブレットを遠ざけておきたいところだ。
スティックPCが初めて登場したのが2014年12月。
2016年に入ってから第2世代の製品が日本市場にもリリースされている。
これから初めてスティックPCを購入するのであれば、
第2世代にあたる下記の製品から選びたいところだ。
・インテル「Compute Stick STK1AW32SC」
実売1万9000円前後(税込み)
・マウスコンピューター「m-Stickシリーズ MS-CH01F」
直販価格2万1800円(税込み)
・ドスパラ「Diginnos Stick DG-STK2S Windows 10 モデル K/05730-10a」
直販価格1万3800円(税込み)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1003590/041200248/
我が家のリビングのテレビには今、ブルーレイレコーダーや
「PlayStation 4」「Nexus Player」「Apple TV」「Amazon Fire TV」など、
さまざまなテレビ向けデジタル機器が接続されており、
さまざまなコンテンツを楽しんでいる。
最近このなかに新しく仲間入りして、テレビ使用時間の多くを
占めるようになったのがWindows 10搭載の「スティックPC」だ。
なぜスティックPCを使い込んでいるのか
スティックPCはWindowsがインストールされたれっきとした「パソコン 」。
マイクロUSBケーブルを接続して電源を供給しなければならないが、
HDMI端子に接続するだけでテレビを「テレビパソコン」化することが可能だ。
このスティックPCを他のデバイスよりも長く使うようになった理由のひとつは、
汎用性の高さだ。2016年に入ってから各社から発売された最新スティックPCには、
「Windows 10 Home 32ビット版」がインストールされている。
64ビット専用のアプリケーションは利用できないがそれでもWindows向けに
星の数ほど存在するソフトウェアを活用できる。
例えば、筆者の場合はブラウザー「Chrome」とメモアプリ「Evernote」を
テレビで利用している。この2つのアプリによって、ほかに使用しているPCや
タブレットとブックマークやパスワード、メモを同期できるのは非常に便利だ。
しかしスティックPCの最大のアドバンテージは、ウェブサービスや
クラウドサービスのほとんどすべてを使える点にある。
たとえばNexus Playerでは「Googleフォト」、Apple TVでは「iCloud」、
Amazon Fire TVでは「Amazon Cloud Drive」にアップロードした写真などを
鑑賞できるが、それぞれのデバイスで別のサービスを利用することは
基本的にできない。
Nexus PlayerやAmazon Fire TVにAndroidスマホ用
アプリをインストールすれば一部可能だが難易度は高い。
ところがWindowsがインストールされたスティックPCであれば、
ウェブブラウザーから「Googleフォト」「iCloud」「Amazon Cloud Drive」
すべてにアクセスできるし、それぞれのアプリケーションをインストール可能だ。
「OneDrive」はもちろんのこと「Googleドライブ」や
「Dropbox」などのクラウドサービスだって利用できる。
また、動画配信サービスの「Hulu」で「FOXチャンネル」などのリアルタイム配信を
見られるのはウェブサービス版だけだ。Nexus Player、Apple TV Amazon Fire TV
向けにHuluアプリはリリースされているが、リアルタイム配信を視聴する
機能は搭載されていない。
FOXチャンネルでリアルタイム配信される「ウォーキング・デッド」を
いち早くリビングの大画面テレビで観たいのなら、スティックPCがもっとも便利だ。
さらに筆者の場合、ウェブブラウザー版のメーラーやスケジューラーを
利用しており、短めのメールならスマホで、長めのメールは
スティックPCで済ましている。
わざわざ自室に戻ってPCを立ち上げる必要がないのは実に快適だ。
ノートPCやタブレットを持ち歩けばいいかもしれないが、それでは仕事に
追われている気分になる。リビングでのんびりテレビを眺めている間ぐらいは、
できればノートPCやタブレットを遠ざけておきたいところだ。
スティックPCが初めて登場したのが2014年12月。
2016年に入ってから第2世代の製品が日本市場にもリリースされている。
これから初めてスティックPCを購入するのであれば、
第2世代にあたる下記の製品から選びたいところだ。
・インテル「Compute Stick STK1AW32SC」
実売1万9000円前後(税込み)
・マウスコンピューター「m-Stickシリーズ MS-CH01F」
直販価格2万1800円(税込み)
・ドスパラ「Diginnos Stick DG-STK2S Windows 10 モデル K/05730-10a」
直販価格1万3800円(税込み)
2:まとめらいぶ:2016/04/24(日) 12:51:21.92ID:CAP_USER.net
これら3製品のスペックは基本的に同じ。CPUは「Atom x5-Z8300(Cherry Trail)」、
メモリー(RAM)は2GB、ストレージは32GB(eMMC)を搭載。
インターフェースはHDMI端子×1、USB3.0端子×1、USB2.0端子×1、
マイクロSDカードスロット(SDXC)×1、マイクロUSB端子×1(給電用)を用意。
ネットワーク機能もIEEE 802.11a/b/g/n/acと、Bluetooth 4.0以降をサポートしている。
どれを買うかは、デザインの好みや、価格で選んでしまっていいだろう。
いずれにしても第1世代のスティックPCよりも、CPUの世代が代わり、
USB端子がひとつ増え、11ac通信が可能になるなど実用度がアップしている。
特に、従来製品は無線LANが2.4GHzのIEEE 802.11b/g/nの対応にとどまり
電子レンジなどの干渉を受けやすかったが、第2世代は5GHzのIEEE 802.11acに
対応して安定した通信が可能になったのは特筆するべき点だ。
2万円前後の価格や、低めのスペックを見ると、どの程度
実用的に利用できるのか不安に感じる方もいるだろう。
そこで今回、実機を用意できた「Compute Stick STK1AW32SC」と
「m-Stickシリーズ MS-CH01F」で、定番ブラウザーベンチマークサイトの
「JetStream 1.1」、「Octane 2.0 JavaScript Benchmark」、
「Kraken JavaScript Benchmark (version 1.1)」で
性能スコアを計測してみた。
この3つのベンチマークはどれもウェブページ構築に利用されている
JavaScriptの処理速度を計測するためのものだが、「JetStream 1.1」は
アップルが、「Octane 2.0 JavaScript Benchmark」はグーグルが、
「Kraken JavaScript Benchmark (version 1.1)」はブラウザーの
「Firefox」を開発するMozillaが作成している。
今回異なるOSのパフォーマンスを比較するために、ブラウザー上
でのJavaScriptの処理速度をそれぞれ計測している。
3つのベンチマークサイトを使用した理由は、
サンプリング数を増やして精度を高めるためだ。
なお、参考用に「Surface Pro 4」(Core i5-6300U/メモリー8GB)と
「iPhone 6s Plus」(Apple A9/メモリー2GB)のスコアも掲載している。
もしスティックPCの購入を前向きに検討しているのであれば、手持ちの
PCで上記のブラウザーベンチマークを実行して、その数値を比較してほしい。
気になるベンチマークの結果だが、スティックPCは「Surface Pro 4」の
21.32?22.75%のパフォーマンスであるというスコアが出た。
実際に筆者がブラウジングしていても、おおむね
そのぐらいの速度差があるように感じた。
ではスティックPCが非実用的かというとそんなことはない。
ウェブページの読み込み自体に時間はかかるが、一度読み込んで
しまえばスクロールなどにストレスを感じることはない。
家庭内のWi-Fiに接続しているのであれば、ネットワークの転送速度が
安定しているぶん、外出先でスマホ、タブレット、ノートPCでブラウジング
しているよりもよっぽど快適かもしれない。
メモリー(RAM)は2GB、ストレージは32GB(eMMC)を搭載。
インターフェースはHDMI端子×1、USB3.0端子×1、USB2.0端子×1、
マイクロSDカードスロット(SDXC)×1、マイクロUSB端子×1(給電用)を用意。
ネットワーク機能もIEEE 802.11a/b/g/n/acと、Bluetooth 4.0以降をサポートしている。
どれを買うかは、デザインの好みや、価格で選んでしまっていいだろう。
いずれにしても第1世代のスティックPCよりも、CPUの世代が代わり、
USB端子がひとつ増え、11ac通信が可能になるなど実用度がアップしている。
特に、従来製品は無線LANが2.4GHzのIEEE 802.11b/g/nの対応にとどまり
電子レンジなどの干渉を受けやすかったが、第2世代は5GHzのIEEE 802.11acに
対応して安定した通信が可能になったのは特筆するべき点だ。
2万円前後の価格や、低めのスペックを見ると、どの程度
実用的に利用できるのか不安に感じる方もいるだろう。
そこで今回、実機を用意できた「Compute Stick STK1AW32SC」と
「m-Stickシリーズ MS-CH01F」で、定番ブラウザーベンチマークサイトの
「JetStream 1.1」、「Octane 2.0 JavaScript Benchmark」、
「Kraken JavaScript Benchmark (version 1.1)」で
性能スコアを計測してみた。
この3つのベンチマークはどれもウェブページ構築に利用されている
JavaScriptの処理速度を計測するためのものだが、「JetStream 1.1」は
アップルが、「Octane 2.0 JavaScript Benchmark」はグーグルが、
「Kraken JavaScript Benchmark (version 1.1)」はブラウザーの
「Firefox」を開発するMozillaが作成している。
今回異なるOSのパフォーマンスを比較するために、ブラウザー上
でのJavaScriptの処理速度をそれぞれ計測している。
3つのベンチマークサイトを使用した理由は、
サンプリング数を増やして精度を高めるためだ。
なお、参考用に「Surface Pro 4」(Core i5-6300U/メモリー8GB)と
「iPhone 6s Plus」(Apple A9/メモリー2GB)のスコアも掲載している。
もしスティックPCの購入を前向きに検討しているのであれば、手持ちの
PCで上記のブラウザーベンチマークを実行して、その数値を比較してほしい。
気になるベンチマークの結果だが、スティックPCは「Surface Pro 4」の
21.32?22.75%のパフォーマンスであるというスコアが出た。
実際に筆者がブラウジングしていても、おおむね
そのぐらいの速度差があるように感じた。
ではスティックPCが非実用的かというとそんなことはない。
ウェブページの読み込み自体に時間はかかるが、一度読み込んで
しまえばスクロールなどにストレスを感じることはない。
家庭内のWi-Fiに接続しているのであれば、ネットワークの転送速度が
安定しているぶん、外出先でスマホ、タブレット、ノートPCでブラウジング
しているよりもよっぽど快適かもしれない。