1まとめらいぶ2017/06/19(月) 19:57:25.77ID:CAP_USER.net


フェラーリ・ジャパンは、新たなフラッグシップモデル「812スーパーファスト」
を日本初披露した。価格は3910万円だという。

 812スーパーファストは2017年3月に開催されたジュネーブ国際モーターショーで
発表された。従来型フラッグシップモデルである「F12ベルリネッタ」同様にV12気筒
の自然吸気エンジンをフロントに搭載し、後輪を駆動するFR車だが、あらゆる面で
進化しているという。

 最大の特徴はフェラーリのカタログモデルで史上最高となる800馬力を発揮するV12
気筒自然吸気エンジンだ。従来型エンジンとの違いは、排気量を従来型の6.2Lから6.5L
まで拡大したこと、吸排気ダクトの変更や高圧ダイレクトインジェクションの採用を
行ったこと、そしてエンジン全体の75%が新パーツに置き換えられていることだ。
これにより最高出力800hp/8500rpm、最大トルク718Nm/7000rpmというロードカー
として驚異的なハイパワーを発揮。そのパフォーマンスは、0-100km加速、2.9秒。
最高速度は340km/hだという。

トランスミッションは従来同様にパドルシフト付き7速DCTを採用しているが、制御
プログラムを改良することでシフトアップは30%、シフトダウンは40%短縮。より
すばやく変速できるようになったという。

 さらに走行性能を向上するために、最新の制御システムを搭載。フェラーリ初の
電動パワーステアリングが採用されたのもニュースだ。また新制御システムにより
従来型を超える俊敏な加速と鋭いコーナリング性能に加えて、制動距離も短く
なったといい、100km/hから完全停止までの制動距離はF12ベルリネッタより
2.5m短い32mになったという。

中略

納車までは約1年4カ月? それでも完売の見込み

 昨今、フェラーリの最新モデルも世の流れに従い、ターボ化によって排気量のダウン
サイズを実現しているが、フラッグシップモデルである812スーパーファストはノン
ターボとなる自然吸気エンジンを継続しただけでなく、排気量の拡大まで行っている。
これはフェラーリのカタログモデルの中でも生産数が少ないフラッグシップモデル
だけの特権であり、トップモデルの誇りとしてあえてこだわっている部分なのだ。

 今後、排ガス規制が一層厳しくなるなかで、フェラーリが効率の悪い大排気量の自然
吸気エンジンを作り続けられる保証はない。もしかしたら、古き良きフェラーリの伝統
を受け継ぐV12気筒エンジンを手に入れられるなら今のうちに、という同社の思いが
このクルマに込められているのかもしれない。

 創業最初のモデルがV12気筒エンジンだったフェラーリにとって、フラッグシップ
モデルにこの形式のエンジンを搭載することは非常に大きな意味を持つ。またいくら
ターボが進化しても、エンジンのスムーズさはやはり自然吸気エンジンが上だ。それが、
F1など古くからターボ化の技術を持つフェラーリでもフラッグシップモデルをターボ化
しない理由といえる。

 受注から納車までは約1年4カ月かかるという812スーパーファスト。同社全体の総生産
台数はコントロールされていて、需要があるからといって生産台数をいたずらに増やす
ことは決してしない方針だ。このため、カタログモデルといえど完売扱いとなることは
珍しくなく、それは日本でも例外ではない。日本への本格導入は年末以降となりそうだが、
まず間違いなく年内受注分は早々に終了してしまうことだろう。それがフェラーリという
ブランドの強さなのである。

【日経トレンディネット】
 http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1008498/061400787/
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