1:まとめらいぶ 2021/03/21(日) 20:46:51.63 ID:Co3US60U0● BE:144189134-2BP(2000)
重力波望遠鏡「KAGRA」

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重力波が出来る仕組み

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中性子星が衝突して重力波が発生する瞬間

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天文学の歴史を塗り替える期待がかかる
「大型低温重力波望遠鏡KAGRA(かぐら)」は、
2020年2月に観測を開始しました。
岐阜県飛騨市の旧神岡鉱山の地下300mに作られた、
長さ3㎞のアームトンネル2本が交差したL字型の施設です。

重力波とは、非常に重い天体が加速度運動する際に生じる時空の歪みが、
光速で四方八方へ広がる波のこと。
「時空のさざ波」とも呼ばれ、宇宙を観測する手段としては、
電磁波(光や電波など)とニュートリノに次ぐ新たな方法です。
1916年に一般相対性理論で重力波の存在を予測した
アインシュタイン自身、検出は難しいと考えていました。

初めて観測されたのは、100年後の2015年。
アメリカの重力波検出器LIGO(ライゴ)によってでした。
わずか0・2秒間、10のマイナス21乗mほどの重力波を分析した結果、
地球から13億光年離れたところで、太陽の36倍と29倍の質量をもつ
ブラックホールが合体して発生した重力波であることが判明したのです。

LIGOによる重力波初観測は、
2017年のノーベル物理学賞を受賞しています。

重力波はどんな物質も通過する性質をもつので、地下でも支障はありません。

KAGRAは東大の宇宙線研究所を中心に、
国立天文台、高エネルギー加速器研究機構などが協力するプロジェクトです。
建設には約170億円かかりました。
LIGOはこの何倍もかかっていますし、
新東名高速道路が1㎞当たり200億円と聞きますから、激安です。

宇宙誕生から37万年後までの宇宙は超高温で光が直進できなかったので、
光学や電波の望遠鏡ではインフレーションやビッグバンを観測できません。
宇宙誕生の謎を解明するには重力波が重要なのです。
重力波の観測で、従来の宇宙論が刷新される可能性があります。
宇宙はいまも膨張を続けていますが、
そのスピードも測定できるかもしれません。
重力波天文学は、まだ始まったばかりなのです。

週刊文春

【Yahoo! ニュース】
 https://news.yahoo.co.jp/articles/e00cd025f78ee4a48e310a43557545a6ca09dee6

引用元: 重力波知ってる?重力で時間と空間が波になって伝わる 観測施設が岐阜県に完成(画像あり)

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