1:まとめらいぶ:2017/06/16(金) 20:01:54.66ID:CAP_USER.net
日本人の平均貯蓄高は1820万円と発表されましたが、60歳以上の世帯が平均を押し上げて
おり、若い世代には実感がありません。今回は、将来への大きな武器となる「投資」につ
いて解説します。
2017年5月に総務省が発表した「家計調査報告」の内容が物議を醸しています。それによ
ると、日本の皆さんの平均貯蓄高は「1820万円」だそうです。
「まじか……」「そんなにない」「というより、周りにそんな人いない」という声が多
く聞かれています。
それもそのはず、このデータはあくまで国民全体です。実は、60歳以上の世帯が平均を
大きく押し上げていたため、20代から40代にとっては「そんなにあるの?」といまいち
ピンとこなかったのも当然です。
そこで実態を知るべく、よりリアルな20代から40代の貯蓄額を見てみましょう。対象は
金融広報中央委員会(2016年)のデータによるものです。ちなみに、貯蓄と貯金、預金で
は厳密にはそれぞれ定義が異なるのですが、以下では便宜上なじみがある「貯金」を使用
します。
20代の貯金の平均は「184万円」
データによると、20代の世帯あたりの平均は「184万円」でした。これは、全体平均
「1820万円」の約10分の1です。20代で金融資産を保有している人は54.7%しかいませ
ん。残りの45.3%は「貯金などない」ということになります。
そして、中央値はなんと0円でした! 中央値とは、それぞれの貯金額をズラリとなら
べて順位付けし、ちょうど真ん中の順位にいる人の貯金額をいいます。
30代の貯金の平均は「395万円」
そして、30代の貯金の平均は「395万円」でした。中央値は167万円です。30代では
167万円以上の貯金があれば30代世帯の順位は真ん中より上ということになります。
30代でも金融資産を持っていない(貯金ゼロ)世帯が全体の約3分の1もいます。
40代の貯金の平均は「588万円」
40代の貯金の平均は「588万円」でした。30代と比べるとぐっと上がりますね。
中央値は200万円です。こちらは30代とそこまで差がありません。
40代でも金融資産を保有していない世帯が約3分の1(35%)います。
20代~40代の平均貯金のまとめ
30代から40代になるときに「金融資産をたくさん持っている人」はより多くを持つ
ようになり、そうでない人との差が開いている、ということが分かります。
30代、40代の約3分の1はそもそも金融資産など保有しておらず、保有している資産の
中央値は200万円前後ということが分かります。そして、20代に至っては約半数が金融
資産を保有しておらず、中央値は0円という結果でした。
総務省が発表した「家計調査報告」の平均1820万円という結果とはだいぶ違った
イメージを持たれることかと思います。
【IT media ビジネス】
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1706/16/news009.html
【イメージ画像】
おり、若い世代には実感がありません。今回は、将来への大きな武器となる「投資」につ
いて解説します。
2017年5月に総務省が発表した「家計調査報告」の内容が物議を醸しています。それによ
ると、日本の皆さんの平均貯蓄高は「1820万円」だそうです。
「まじか……」「そんなにない」「というより、周りにそんな人いない」という声が多
く聞かれています。
それもそのはず、このデータはあくまで国民全体です。実は、60歳以上の世帯が平均を
大きく押し上げていたため、20代から40代にとっては「そんなにあるの?」といまいち
ピンとこなかったのも当然です。
そこで実態を知るべく、よりリアルな20代から40代の貯蓄額を見てみましょう。対象は
金融広報中央委員会(2016年)のデータによるものです。ちなみに、貯蓄と貯金、預金で
は厳密にはそれぞれ定義が異なるのですが、以下では便宜上なじみがある「貯金」を使用
します。
20代の貯金の平均は「184万円」
データによると、20代の世帯あたりの平均は「184万円」でした。これは、全体平均
「1820万円」の約10分の1です。20代で金融資産を保有している人は54.7%しかいませ
ん。残りの45.3%は「貯金などない」ということになります。
そして、中央値はなんと0円でした! 中央値とは、それぞれの貯金額をズラリとなら
べて順位付けし、ちょうど真ん中の順位にいる人の貯金額をいいます。
30代の貯金の平均は「395万円」
そして、30代の貯金の平均は「395万円」でした。中央値は167万円です。30代では
167万円以上の貯金があれば30代世帯の順位は真ん中より上ということになります。
30代でも金融資産を持っていない(貯金ゼロ)世帯が全体の約3分の1もいます。
40代の貯金の平均は「588万円」
40代の貯金の平均は「588万円」でした。30代と比べるとぐっと上がりますね。
中央値は200万円です。こちらは30代とそこまで差がありません。
40代でも金融資産を保有していない世帯が約3分の1(35%)います。
20代~40代の平均貯金のまとめ
30代から40代になるときに「金融資産をたくさん持っている人」はより多くを持つ
ようになり、そうでない人との差が開いている、ということが分かります。
30代、40代の約3分の1はそもそも金融資産など保有しておらず、保有している資産の
中央値は200万円前後ということが分かります。そして、20代に至っては約半数が金融
資産を保有しておらず、中央値は0円という結果でした。
総務省が発表した「家計調査報告」の平均1820万円という結果とはだいぶ違った
イメージを持たれることかと思います。
【IT media ビジネス】
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1706/16/news009.html
【イメージ画像】