1:まとめらいぶ 2019/10/09(水) 22:03:48.08 ID:CAP_USER
土星の衛星が20個追加され太陽系トップに。命名はTwitter経由で募集

土星で新たに20個もの衛星が見つかったことを、国立天文台やアメリカのカーネギー研究所が
発表しました。今回の発見によって、土星の衛星の数は合計82個に到達。2018年に12個の衛星が
見つかった木星の衛星が合計79個ですから、「太陽系で一番多くの衛星が見つかっている惑星」は
土星ということになります。

■20個のうち17個が自転と逆向きに周回する逆行衛星
これらの衛星は、国立天文台ハワイ観測所の「すばる望遠鏡」が2004年から2007年にかけて取得
した観測データから見つかりました。20個の衛星はどれも直径5kmほどの大きさで、その軌道
から以下の3つのグループに分類されています。

・イヌイット群:合計2個。約46度の傾きを持った軌道を、順行(土星の自転と同じ方向に周回)
しています。かつて存在した衛星の破片ではないかとみられています。
・北欧群:合計17個。約36度の傾きを持った軌道を、逆行(土星の自転とは逆方向に周回)
しています。イヌイット群とはまた別の衛星の破片ではないかとみられています。
このうちの1つは土星の一番遠くを周回する衛星です。
・ガリア群:1個のみ。北欧群に近い約36度の傾きを持った軌道を、順行しています。ほかの順行
衛星よりも離れたところを周回しているので、時間をかけて軌道が変化したか、あるいはガリア群に
分類できない可能性も残されています。

こちらの画像は、今回見つかった衛星の軌道を示したイメージ図。青がイヌイット群、赤が北欧群、
緑がガリア群の衛星を示しています。全体的に土星からかなり離れたところを周回する衛星である
ことがわかります。

■誰でも応募できる新衛星の命名キャンペーンが始まった!
新衛星の発見を主導したカーネギー研究所のScott Sheppard氏は、2018年に見つかった
木星の新衛星も見つけています。

今年の春、Sheppard氏は12個見つかった木星の新衛星のうち5つについて、Twitter経由で名前を
募集する命名キャンペーンを実施しました。この企画が好評だったようで、今回見つかった
土星の新衛星についても同様のキャンペーンがすでに始まっています。

【Yahoo! ニュース】
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191009-00010002-sorae_jp-sctch

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【星空】

引用元: 【宇宙】土星の衛星が20個追加され太陽系トップに。命名はTwitter経由で募集

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