1まとめらいぶ2015/12/11(金) 14:43:54.47ID:CAP_USER*.net
ナプキン、タンポンに替わる「第3の生理用品」といわれる月経カップ。
シリコン製のコップ状のもので、膣の中に入れておくと経血が中にたまり、
膣の外には出てこない。

カップを取り出して経血を捨て、カップを洗浄すれば1個で約10年間も使える。
ゴミとして捨てるナプキンやタンポンに比べると環境にも優しいし、
コスパも抜群、漏れない・むれない・かぶれない・臭わない
と、いいことづくめのようだ。

「そんなモノ入れて痛くないの?」という恐怖感がハードルを高めて、
ごく一部でだけ密かに話題になっていたが、最近、関連サイトに
アクセスが殺到するほど人気を集めている。

ブームに火をつけたのは、女性の間で支持者が多い
産婦人科医・性科学者の宋美玄さん。2015年2月2日に自身のブログ
「~オンナの健康ラボ~」で、体験記を発表したのだ。
「環境にとても配慮した生活をしている私の妹(医師)の激烈お勧めで、
月経カップを使ってみた。結論を言うと、もっと早く使いたかった!
便利すぎる!快適すぎる!そして地球にも優しすぎる!
さよなら不快な日々」と絶賛。

同年3月19日の朝日新聞紙面「オンナの保健室」でも、
以下のように月経カップを勧めるコメントを出した。
「初めて入れる時はちょっとやりにくかったのですが、すぐに慣れました。
たまった頃にカップを取り出して経血をトイレに捨て、また装着しますので
ゴミが出ません。経血が染み込んだナプキンを肌に当てているあの不快感も
ありません。シリコン製なのでナプキンのような繊維と比べて雑菌が繁殖
しにくいです。日本女性は自分の外陰部や膣を見たり触ったりすることに
抵抗を感じる人が多く、タンポンですら怖いという声を聞きます。
自分の身体の大切な一部ですから、いとおしんで。
誰よりも自分自身が一番把握してくださいね」。

月経カップは国内では作られていない。
薬事法で「生理用品」(医薬部外品)の基準を、
「経血を吸収処理するもの」「使用面は白色」などと定められており、
経血を捨てて処理する月経カップは対象外になるからだ。このため
欧米の製品を通販で買うしかないが、1個で4000円ほど。
「うわ~、高っ」と思うかもしれないが、10年間繰り返し使えるので格安である。
日本では普通の店に置いていないことも認知度が低い理由の1つで、
「キワい」「コワい」と思われてきた。

外出先での取り扱い方を指南する利用者も

宋美玄さんのブログに、さっそく反応したのが「月経カップ歴5年」という
ブログ名「さらさら録」さん。「ずっとお勧めしたかったのですが、何しろ
生理の話なのでなかなか言えなくて.。やっと書ける、ヒャッホ~!の気持ちです」
と喜び全開の文章で、まず月経カップの不安が一番大きい「入れ方」につてこう
説明する。「カップの上の部分をペタっと半分に潰して、さらに畳んで四つ折り
にして膣内に挿入します。すると、膣内で勝手にベル状に開き子宮口を覆う形
になります。私の使っているカップは膣内でペコっと膨らんだ感覚があるのですが、
最初の頃は心配なので、指でカップのふちをグルっと一周して子宮口から
はずれていないか確認していました。装着の練習をする時は、生理中で
在宅している時が一番いいです。生理中以外だと滑らないので痛いです。」

次に心配なのが、月経カップの取り出し方だ。「カップの下の部分に
しっぽのような持ち手部分があります。このしっぽを持ち、膣圧で押し出して
取り出します。しっぽ部分が当たって痛いという方もいます。
その場合は自分にちょうどいいサイズに切っちゃいましょう。
私も切って面取りして使っています」。

【J CAST ヘルスケア】
 http://www.j-cast.com/healthcare/2015/12/11252730.html?p=all

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