1まとめらいぶ2015/06/11(木) 21:18:59.94ID:???*.net
加害男性が手記出版=遺族、
中止・回収要請―神戸連続児童殺傷

 神戸市須磨区で1997年に起きた連続児童殺傷事件の
加害男性(32)が「元少年A」の筆名で手記を書き、
「絶歌」の書名で10日に発売された。

 同書は太田出版(東京都新宿区)が発行し、約300ページ。
加害男性は同書で事件前後の心境や社会復帰後の状況などを記し、
最後に「被害者のご家族の皆様へ」として謝罪の言葉を述べている。

 太田出版の岡聡社長によると、今年3月上旬、加害男性が
「原稿を見てください」と同社を訪れ、原稿を渡した。以後、
社内で出版の是非について検討してきたという。岡社長は
「少年犯罪について本人の心境を当事者が語るケースは皆無に近い。
全体を読んで事件について考えるきっかけになれば」と話した。

 出版を受け、殺害された土師淳君=当時(11)=の父守さん(59)は
「私たちの思いを踏みにじるもの。文字だけの謝罪であり、遺族に対して
悪いことをしたという気持ちが無い」とし、出版中止と本の回収を求める
コメントを弁護士を通じて出した。

 当時14歳だった男性は97年2月から5月にかけ、小学生
計5人を相次いで襲撃。小4女児と小6の土師君を殺害し、
3人に重軽傷を負わせた。事件は刑事罰対象年齢を
16歳から14歳に引き下げる少年法改正のきっかけとなった。 

Yahoo!ニュース

[遺族のコメント全文]

 加害男性が手記を出すということは、本日の報道で知りました。

 彼に大事な子どもの命を奪われた遺族としては、以前から、
彼がメディアに出すようなことはしてほしくないと伝えていましたが、
私たちの思いは完全に無視されてしまいました。なぜ、このように
さらに私たちを苦しめることをしようとするのか、全く理解できません。

 先月、送られてきた彼からの手紙を読んで、彼なりに分析した結果
をつづってもらえたことで、私たちとしては、これ以上は
もういいのではないかと考えていました。

 しかし、今回の手記出版は、そのような私たちの思いを
踏みにじるものでした。結局、文字だけの謝罪であり、
遺族に対して悪いことをしたという気持ちがないことが、
今回の件でよく理解できました。

 もし、少しでも遺族に対して悪いことをしたという
気持ちがあるのなら、今すぐに、出版を中止し、
本を回収してほしいと思っています。

Yahoo!ニュース
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