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初出社して、就職先が『ブラック企業』だと気付いた。
1:まとめらいぶ 2018/04/02(月) 14:41:16.46 ID:9e/YV+WB0 BE:878978753-PLT(12121)
違和感に気が付いた入社式の言葉
【文集オンライン】
http://bunshun.jp/articles/-/6796
私は5年ほど前に就職活動を経験し、大学を卒業したのちに、とある商社に入社
しました。リーマンショック後の「氷河期」だったこともあり、就職活動は非常に
厳しく、面接を何十社も受けてようやく手にした内定でした。しかし入社してみる
と、その会社はいわゆる「ブラック企業」と呼ばれるものだったのです。
労働時間は長時間に及び、休日も関係なく出社することを強要されたにもかかわらず、
残業代も手当も出ませんでした。もちろん、「有給」取得も許されません。どうしても
有給を消化するのであれば、給与から1日あたり5000円を差し引かれます。「あれ、
有給ってなんだろう」って感じじゃないですか。「これは何の5000円ですか」と
経理の人間に尋ねても、明確な答えは返ってきませんでした。
「ブラック企業に入社してしまった」。入社して1週間も経つ頃には、先輩社員との
会話や社内に漂う空気感から、そう確信しました。今思えば、入社式の日に初めて会長と
顔を合わせた時には、すでに違和感に気が付いていたかもしれません。「今の社長が
辞めることが決まって、退職金を払わないといけなくなった。だから、お前らのために
お金を使うわけに行かねえんだよ」入社初日に会長が発した衝撃的な言葉によって、
「ここは普通の会社ではない」と凍りついたのです。
【文集オンライン】
http://bunshun.jp/articles/-/6796
私は5年ほど前に就職活動を経験し、大学を卒業したのちに、とある商社に入社
しました。リーマンショック後の「氷河期」だったこともあり、就職活動は非常に
厳しく、面接を何十社も受けてようやく手にした内定でした。しかし入社してみる
と、その会社はいわゆる「ブラック企業」と呼ばれるものだったのです。
労働時間は長時間に及び、休日も関係なく出社することを強要されたにもかかわらず、
残業代も手当も出ませんでした。もちろん、「有給」取得も許されません。どうしても
有給を消化するのであれば、給与から1日あたり5000円を差し引かれます。「あれ、
有給ってなんだろう」って感じじゃないですか。「これは何の5000円ですか」と
経理の人間に尋ねても、明確な答えは返ってきませんでした。
「ブラック企業に入社してしまった」。入社して1週間も経つ頃には、先輩社員との
会話や社内に漂う空気感から、そう確信しました。今思えば、入社式の日に初めて会長と
顔を合わせた時には、すでに違和感に気が付いていたかもしれません。「今の社長が
辞めることが決まって、退職金を払わないといけなくなった。だから、お前らのために
お金を使うわけに行かねえんだよ」入社初日に会長が発した衝撃的な言葉によって、
「ここは普通の会社ではない」と凍りついたのです。
2:まとめらいぶ 2018/04/02(月) 14:41:35.54 ID:9e/YV+WB0
「吉川には徹底して負荷をかけるように」「Aさんの言いつけだから、ごめんね」
私を呼び出した所属部の部署長から、こう切り出されました。Aからの指示で、
今後、私の業務量を他の社員よりも大幅に増やすこと。定時の退社を絶対に許さない
こと。とにかく、「吉川には徹底して負荷をかけるように」と
言われたことを伝えられたのです。
この扱いには怒りを覚えましたが、勝気だった私は、同時に「なんとかこなして
やろう」と思いました。ここで弱音を吐くのは、パワハラに屈したようで嫌だった
ためです。朝、部署の誰よりも早く出社して仕事に取り掛かり、お昼休憩も取らず、
夜遅くまで働く毎日が続きました。そこまでやってようやく、なんとか与えられた
仕事をこなしていたのです。しかし、それを面白く思わなかったAは、さらに業務量を
上乗せすることを部署長に命じました。この瞬間、私の心は折れてしまいました。
今振り返れば、「もっと早く辞めていればよかった」と思うこともあります。
5ヶ月間しかいなかった会社ですが、「なんて変な会社だ」という体験が書ききれない
ほどにあるのです。勇気ある新入社員が「どうしてこの会社は残業代が出ないのですか」
と会長に直接質問をしたことがありました。これすごくないですか。新入社員の勇気
ある行動に、その場にいた誰もが息を呑みました。そして恐る恐る様子を見守って
いると、会長はおもむろに財布から1万円札を1枚取り出し、「今までの分だよ!!!」
と怒鳴りながら、新入社員の頬に叩きつけました。いや、絶対足りねえからな、
1万円じゃ。どうして1万円で済むと思ったんだよ。1万円札ビンタを食らった
新入社員は当然、間も無く会社を退職しました。彼は賢明な判断をしたと思います。

【イメージ画像】
私を呼び出した所属部の部署長から、こう切り出されました。Aからの指示で、
今後、私の業務量を他の社員よりも大幅に増やすこと。定時の退社を絶対に許さない
こと。とにかく、「吉川には徹底して負荷をかけるように」と
言われたことを伝えられたのです。
この扱いには怒りを覚えましたが、勝気だった私は、同時に「なんとかこなして
やろう」と思いました。ここで弱音を吐くのは、パワハラに屈したようで嫌だった
ためです。朝、部署の誰よりも早く出社して仕事に取り掛かり、お昼休憩も取らず、
夜遅くまで働く毎日が続きました。そこまでやってようやく、なんとか与えられた
仕事をこなしていたのです。しかし、それを面白く思わなかったAは、さらに業務量を
上乗せすることを部署長に命じました。この瞬間、私の心は折れてしまいました。
今振り返れば、「もっと早く辞めていればよかった」と思うこともあります。
5ヶ月間しかいなかった会社ですが、「なんて変な会社だ」という体験が書ききれない
ほどにあるのです。勇気ある新入社員が「どうしてこの会社は残業代が出ないのですか」
と会長に直接質問をしたことがありました。これすごくないですか。新入社員の勇気
ある行動に、その場にいた誰もが息を呑みました。そして恐る恐る様子を見守って
いると、会長はおもむろに財布から1万円札を1枚取り出し、「今までの分だよ!!!」
と怒鳴りながら、新入社員の頬に叩きつけました。いや、絶対足りねえからな、
1万円じゃ。どうして1万円で済むと思ったんだよ。1万円札ビンタを食らった
新入社員は当然、間も無く会社を退職しました。彼は賢明な判断をしたと思います。

【イメージ画像】
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