1まとめらいぶ2017/09/03(日) 08:34:32.54ID:CAP_USER9.net
■小さないのち みんなで守る

路上などに遺棄された子どもが2013~16年度の4年間に少なくとも58人いて、
うち10人が死亡していたことが、都道府県などへの朝日新聞の取材でわかった。
多くが生後間もない赤ちゃんで、遺棄した人物が判明したケースの7割は実母に
よるものだった。妊娠を家族らに打ち明けられず、孤立したまま出産し、遺棄に
至ったケースが多いとみられる。

遺棄された子どもの保護などを担う児童相談所がある計69自治体
(全都道府県と政令指定市、2中核市)にアンケートなどで今年5~8月に取材。
「遺棄され、保護された時に親が分からない児童」という厚生労働省の「棄児(きじ)」
(捨てられた子)の定義などに沿って、死亡した子どもも含め自治体が把握している
人数や発見場所などを聞いた。

発見場所は、路上(9人)、役場や児童養護施設などの敷地(9人)、トイレ(4人)、
公園(3人)など。親が育てられない子どもを匿名で預かる慈恵病院(熊本市)の
「こうのとりのゆりかご」に預けられた子どもも19人いた。

58人のうち、詳細がわかった44人の中では、41人が0歳児。亡くなった10人を
含む34人は生後0カ月児だった。発見時、低体温症など健康状態に問題があった子ども
も10人いた。保護後の居場所は、里親(13人)、特別養子縁組(7人)、
乳児院(7人)など。

遺棄した人物を児相が把握できた25人のうち、実母による遺棄は18人。
ほかは実父らによるものだった。一方、身元がわからない子どもが4割弱いた。

【朝日新聞】
 http://www.asahi.com/sp/articles/ASK926VD1K92PTIL00N.html?iref=sp_new_news_list_n

「棄児」の発見時の年齢、主な発見場所

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