1まとめらいぶ2017/12/13(水) 19:13:05.87ID:CAP_USER9.net
寄生虫の卵のんで、皮膚や腸を治療 慈恵医大が臨床試験

【朝日新聞】
 http://www.asahi.com/articles/ASKD85T23KD8ULBJ00P.html



ラグビーボール状の豚鞭虫の卵。一つの卵に1匹の豚鞭虫が入っている
(研究協力者のDetlev Goj氏提供)




 東京慈恵会医科大は、寄生虫の卵をのませて免疫状態に変化を起こす治療法の臨床
試験を始める。まずは安全性を確認する。
寄生虫によって一時的に感染症を引き起こすことで免疫システムを調節し、皮膚の病
気・乾癬(かんせん)や潰瘍(かいよう)性大腸炎などの患者への効果が期待される
という。

 「豚鞭虫(ぶたべんちゅう)」と呼ばれる線状の寄生虫の卵を健康な男性にのんで
もらう。卵からかえった虫は腸に寄生、約2週間後に便とともに排出するとされる。
この虫は豚やイノシシに寄生し、下痢などを引き起こす。欧米での臨床研究では卵を
のんだ人の便が軟らかくなるなどの事例はあったが、重い副作用は報告されていない
という。

 免疫システムは、細菌やウイルスに反応するタイプと、寄生虫や花粉に反応するも
のがある。一方が働くともう一方は抑えられ、バランスをとりあうとされる。乾癬や
炎症性の腸の病気の患者は、細菌に反応する免疫システムが過剰に働いているとみて、
寄生虫にわざと感染させ、病気の症状を抑えようとするのがこの治療法のねらいだ。

 嘉糠洋陸(かぬかひろたか)教授(寄生虫学)は
「長い歴史から見れば、寄生虫など自然との共存が本来のかたち。アニサキスやサナ
ダムシなどの寄生虫は日本人にとって身近な存在。効果が示せれば、この治療法も受
け入れられるだろう。慢性化しやすい腸の病気などの治療法の選択肢を増やすことに
つなげたい」と話している。
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