1まとめらいぶ2015/12/08(火) 20:44:31.21ID:Ar7ikfeg0.net BE:586999347-PLT(15931)
三越伊勢丹グループの新宿・銀座・浦和の3店舗で、
1月2日迄休業日にすることが発表された。業界では、
稼ぎ時といわれる「初売り」を3日にずらすのは異例の決定ともいえる。

 この件に関しては、今年9月に三越伊勢丹グループから公式の発表があったが、
主に同グループに出店している洋菓子店「銀座ウエスト」がこの度、公式アカウントで
ツイートし、再度話題になったかたちだ。

同アカウントは、「売上げより我々社員の労働環境の改善を重視した英断だ」とも
述べている。

※ ツイートでは、3店舗となっているが、公式発表では8店舗となっている。

 以前から、取引先も販売員の労働環境や人材の安定確保の観点から営業時間
短縮や店舗休業日を求める動きがあり、「平成24年より虎屋の黒川社長はじめ
食品業界有志の皆様が一貫して百貨店業界に働き掛けてきた
努力の賜物なのです」とも投稿している。

 百貨店最大手の三越伊勢丹グループが1月2日迄休業を決めた背景には、
「1995年以降の約10年間で百貨店の営業時間、営業日が拡大し、従業員の労働
環境が厳しくなったことで百貨店の強みである販売サービスの低下を招いた」と
説明している。同社は2009年度から営業時間の短縮を、2001年度から元旦
以外の休業日を導入し、その結果、営業時間に販売員が厚く配置され、
より質の高い手厚いサービスを提供することが可能になった。営業時間の拡大
よりも、販売サービスの強化が顧客満足につながったのだ。

 これに対し、Twitterユーザーからは、
「素敵な会社ですね」「(従業員も)元旦くらいはゆっくり過ごそう」という賛同の声が
多く寄せられた。この業界異例の休業により、今後この働き掛けの
拡大や動向が大いに注目されることだろう。

トゥキャッチ

初売り
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