1まとめらいぶ2016/01/31(日) 14:51:03.61ID:CAP_USER*.net
河北新報 

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東日本大震災で被災した石巻地方などを走行していた
JR東日本のディーゼル車両が昨秋から、民主化が進むミャンマーで
市民の足として活躍している。JR東から譲渡された車両には、日本と
ミャンマーの国旗を合わせたステッカーが貼られ、
両国の友好にも一役買っている。

 車両は昨年夏まで主に宮城県の石巻線、
陸羽東線を走っていた「キハ48形」の4両。車体には、
JR東日本仙台支社管内カラーの緑の帯が施されている。

現在はミャンマーの最大都市、ヤンゴンの環状線を走行している。

 4両は石巻線などで約35年間使用されてきた。

仙石線から東北線に乗り入れる仙石東北ラインが昨年5月に誕生し、
新車両が導入されるなどしたため、廃車となる予定だった。

そこにミャンマー鉄道公社から無償譲渡の要請があり、
現地に引き渡された。

 ミャンマーに年に2、3度旅行に行く奈良市の会社員佃明弘さん(45)は今月2日、
ヤンゴン市内でキハ48形を見つけ、写真に収めた。「以前、東北を訪ねた際に
見たことがあり、記憶が残っていた。

被災地の列車がミャンマーで活躍する姿を見て、元気をもらった」と感慨深げだ。

 佃さんによると、列車内の椅子はクッションなので、
地元の住民も「乗り心地が良い」と喜んでいるという。

JR東の関係者は「廃棄予定だった列車が海外でも好評と聞き、励みになる」
と話した。今後、車両の保守作業を行うため、同社の社員を派遣する予定だ。

画像 ミャンマーで市民の足として活躍する
JR東日本のディーゼル列車=1月2日、ヤンゴン市内(佃さん提供)

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