1まとめらいぶ2017/11/13(月) 22:23:09.14ID:CAP_USER9.net
【NHK NEWS WEB】
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171113/k10011221991000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_034

東日本大震災の津波で被害を受けたあとも毎年、春に花を咲かせてきた宮城県
気仙沼市の桜並木が、川の堤防を整備する工事に伴って一部を除いて伐採
されることになり、13日から作業が始まりました。

宮城県気仙沼市の中心部にある神山川に沿って並ぶ桜並木は、震災の津波で
被害を受けたあとも毎年春に花を咲かせ、地元の人や観光客など多くの人が
訪れる桜の名所となっています。

ところが、川をさかのぼる津波などによる被害を防ぐ堤防の整備工事に
伴って、58本ある桜のうち39本が伐採されるほか、2本が別の場所
に移されることになりました。

13日から伐採の作業が始まり、5人の作業員が重機を使って枝を切ったあと、
チェーンソーで根元の部分から桜を切り倒しました。

神山川沿いの桜並木は当初、すべて伐採される計画でしたが、地元の住民ができる
かぎり桜を残すよう要望し、17本の桜が残るよう工事の範囲が見直されました。

作業の様子を見に来た地元の70代の男性は、「何十年もここにあった桜で、
津波のあと花が咲いたときは本当にすごいと思いました。いくらか残るとは
いえ、桜並木が切られてしまうのはとても寂しいです」と話していました。

工事を行う宮城県によりますと、伐採の作業は今月中に終わる見通しで、
堤防は再来年3月の完成を予定しているということです。

続きを読む