1:まとめらいぶ:2017/05/20(土) 12:21:23.34ID:CAP_USER.net
ランサムウエア「ワナクライ」に乗っ取られたパソコンの画面
(トレンドマイクロ提供)
世界各地で発生した大規模サイバー攻撃で、身代金を要求するウイルスに乗っ取られ
たパソコンのロックを解除し、暗号化されたファイルを復旧するツールが開発された
と欧米メディアが相次ぎ伝えた。このツールをテストした欧州刑事警察機構(ユーロ
ポール)欧州サイバー犯罪センターも、「ある条件下でデータを復旧できることがわ
かった」とツイッターに書き込んだ。
「ワナキウィ(wanakiwi)」と名付けられた復旧ツールを開発したのはフランスの
ハッカーチーム。ソフトウエア共有サイトのギットハブで無料公開された。ただし、
効果が確認されたパソコンはOSがウィンドウズXP、同7、同2003などで、ワ
ナクライに感染してから再起動をかけていない機種に限られるという。
12日に発覚した大規模サイバー攻撃は、日本を含め、これまでに150カ国・地域
で30万台以上のパソコンが感染したとされる。
身代金(ランサム)を要求するランサムウエアの「ワナクライ(WannaCry)」がパ
ソコンを乗っ取り、内部のファイルを暗号化。その上で、仮想通貨ビットコインで3
00ドルから600ドルの支払いを求め、1週間以内に支払わないとパソコン内のフ
ァイルが永久に暗号化されたままになるという内容が画面に表示される。今回の復旧
ツールは、その支払い期限が迫るギリギリのタイミングで公開された。
【日刊工業新聞】
http://www.nikkan.co.jp/articles/view/00428945