1:まとめらいぶ:2015/06/17(水) 14:54:47.20ID:???.net
【IT media Mobile】
UQコミュニケーションズは、WiMAX 2+およびau 4G LTE
向けの通信速度制限を5月29日より開始した。WiMAX 2+および
au 4G LTEでのデータ通信量が「直近3日間で3Gバイト」を超えた
場合、通信速度が上下最大で1Mbps程度に制限される。
UQコミュニケーションズでは速度制限時の速度を
「YouTubeの標準画質が閲覧できる程度の制限」になると説明。
「制限なし」が大きなウリであった同社サービス向けの通信速度
制限が、極端に厳しい内容にはならないことをアピールしていた。
この速度制限は「当日を含まない直近3日間の通信量が
3Gバイトを超えた場合」に一律適用される。通信を利用する
時間帯、場所を変えてもユーザー単位で速度制限が行われる
ため、WiMAX 2+およびauの4G LTEでの通信量を減らす
という以外には根本的には制限を回避する方法がない。
ただし、速度制限の対象となった状態でも(2+ではない)
WiMAXについては速度制限なしで通信が行える。具体的には
ノーリミットモードまたはハイスピードモードでのWiMAX通信は
速度制限の対象外だ(ハイスピードモードでもエリアによっては
WiMAX 2+接続にならない場合がある)。
WiMAX接続中は速度制限の対象外になるという一応の
回避策は残っているが、UQコミュニケーションズはWiMAX 2+の
キャリアアグリゲーション(CA)対応エリアを9月末までに全国に
拡大する予定で、これに伴いWiMAXの通信速度が下り
最大40Mbpsから13.3Mbpsへと全エリアで低速化するとみられる。
さらに、UQコミュニケーションズはWiMAXからWiMAX 2+への
“移住”を促している真っ最中でもあり、速度制限がないとは言え
WiMAXが「過去のサービス」であるという印象は拭えない。
UQコミュニケーションズはWiMAX 2+の発表時点から、
4月以降は直近3日間の通信量に応じた速度制限を設けることを
案内していたため、今回のWiMAX 2+向けの速度制限は
「来るべき時が、来た」ということになる。
速度制限の対象とならないユーザーにとっては、通信量の多い
ユーザーの通信が速度制限によって減少することで実効速度の
改善が期待できる反面、WiMAX 2+を固定回線代わりに使って
いたユーザーにとっては、時間帯や場所を問わずに速度制限の
対象となってしまうため、かなり厳しい制限といえる。
電波が有限の資源であることを考えれば、WiMAX 2+向けの通信
速度制限はやむを得ない面がある。しかし一律の速度制限ではなく、
混雑するエリアや時間帯のみ制限するという形や、Wi-Fi通信への
自動切り替え機能によるトラフィックのオフロードなどで、制限が
少しでも緩和されることに期待したい。
キャリア各社が行ってきた直近3日間の通信量に基づく速度制限は、
2014年後半より条件が緩くなる流れが続いていた。しかし、
UQコミュニケーションズがWiMAX 2+向けに速度制限を開始したほか、
Y!mobileのモバイルWi-Fiルーター「305ZT」も直近3日間の通信量に
基づく速度制限を4月ころから開始している。速度制限の詳細に
ついては前回の記事に記載を参照していただきたい。
UQ、料金そのままで2+への「移住」を促進/携帯
各社のSIMロック解除、購入から180日は解除不可に
一連の通信速度制限の強化には、一部のユーザーによる大容量
通信の影響をほかのユーザーに与えないためのほか、モバイル通信
サービスにおける通信速度の表記が、現在用いられている理論値
(下り最大220Mbpsなど)から、実際の環境で通信速度を測定した
「実測値」をベースにしたものに変更されることも
関連している可能性がある。
実測値での通信速度表記が重要であることは否定しないが、
通信速度も時間帯や場所、使用する機種によって変わるため、
あくまで「1つの指標」に過ぎないことには注意したい。
UQコミュニケーションズは、WiMAX 2+およびau 4G LTE
向けの通信速度制限を5月29日より開始した。WiMAX 2+および
au 4G LTEでのデータ通信量が「直近3日間で3Gバイト」を超えた
場合、通信速度が上下最大で1Mbps程度に制限される。
UQコミュニケーションズでは速度制限時の速度を
「YouTubeの標準画質が閲覧できる程度の制限」になると説明。
「制限なし」が大きなウリであった同社サービス向けの通信速度
制限が、極端に厳しい内容にはならないことをアピールしていた。
この速度制限は「当日を含まない直近3日間の通信量が
3Gバイトを超えた場合」に一律適用される。通信を利用する
時間帯、場所を変えてもユーザー単位で速度制限が行われる
ため、WiMAX 2+およびauの4G LTEでの通信量を減らす
という以外には根本的には制限を回避する方法がない。
ただし、速度制限の対象となった状態でも(2+ではない)
WiMAXについては速度制限なしで通信が行える。具体的には
ノーリミットモードまたはハイスピードモードでのWiMAX通信は
速度制限の対象外だ(ハイスピードモードでもエリアによっては
WiMAX 2+接続にならない場合がある)。
WiMAX接続中は速度制限の対象外になるという一応の
回避策は残っているが、UQコミュニケーションズはWiMAX 2+の
キャリアアグリゲーション(CA)対応エリアを9月末までに全国に
拡大する予定で、これに伴いWiMAXの通信速度が下り
最大40Mbpsから13.3Mbpsへと全エリアで低速化するとみられる。
さらに、UQコミュニケーションズはWiMAXからWiMAX 2+への
“移住”を促している真っ最中でもあり、速度制限がないとは言え
WiMAXが「過去のサービス」であるという印象は拭えない。
UQコミュニケーションズはWiMAX 2+の発表時点から、
4月以降は直近3日間の通信量に応じた速度制限を設けることを
案内していたため、今回のWiMAX 2+向けの速度制限は
「来るべき時が、来た」ということになる。
速度制限の対象とならないユーザーにとっては、通信量の多い
ユーザーの通信が速度制限によって減少することで実効速度の
改善が期待できる反面、WiMAX 2+を固定回線代わりに使って
いたユーザーにとっては、時間帯や場所を問わずに速度制限の
対象となってしまうため、かなり厳しい制限といえる。
電波が有限の資源であることを考えれば、WiMAX 2+向けの通信
速度制限はやむを得ない面がある。しかし一律の速度制限ではなく、
混雑するエリアや時間帯のみ制限するという形や、Wi-Fi通信への
自動切り替え機能によるトラフィックのオフロードなどで、制限が
少しでも緩和されることに期待したい。
キャリア各社が行ってきた直近3日間の通信量に基づく速度制限は、
2014年後半より条件が緩くなる流れが続いていた。しかし、
UQコミュニケーションズがWiMAX 2+向けに速度制限を開始したほか、
Y!mobileのモバイルWi-Fiルーター「305ZT」も直近3日間の通信量に
基づく速度制限を4月ころから開始している。速度制限の詳細に
ついては前回の記事に記載を参照していただきたい。
UQ、料金そのままで2+への「移住」を促進/携帯
各社のSIMロック解除、購入から180日は解除不可に
一連の通信速度制限の強化には、一部のユーザーによる大容量
通信の影響をほかのユーザーに与えないためのほか、モバイル通信
サービスにおける通信速度の表記が、現在用いられている理論値
(下り最大220Mbpsなど)から、実際の環境で通信速度を測定した
「実測値」をベースにしたものに変更されることも
関連している可能性がある。
実測値での通信速度表記が重要であることは否定しないが、
通信速度も時間帯や場所、使用する機種によって変わるため、
あくまで「1つの指標」に過ぎないことには注意したい。