『2ちゃんねるまとめ』が中心の私日誌ブログです (。・∀・)ノ ♪ ソーシャルボタンありがとうございます。※ おしらせ : RSSの更新を致しました (。・ω・。):2018.7.24 トプ画募集中

      ブラック企業

      1:まとめらいぶ 2018/05/18(金) 21:59:57.75 ID:4U/2VpBw0● BE:842343564-2BP(2000)
      元アルバイト、すき家を提訴

      【共同通信】
       https://this.kiji.is/370188022853256289

      人手不足の店舗を手伝うよう指示され、3店舗掛け持ちの長時間労働に伴う睡眠不足で
      交通事故を起こし精神的苦痛を受けたとして、鳥取県湯梨浜町の元アルバイトの男性と
      家族が18日までに、中国・四国地方で牛丼チェーンを運営する「中四国すき家」に、
      慰謝料など計約1240万円の支払いを求め、鳥取地裁に提訴した。4月19日付。

       訴状によると、男性は人手が足りない店舗を手伝うよう指示され、2015年4月19日
      夜から20日朝にかけ岡山県津山市の店舗で約12時間半勤務。そのまま片道1時間以上
      かかる鳥取県境港市の店舗に直接、車で向かう途中、居眠り運転で追突事故を起こした。

      居眠り運転

      【イメージ画像】

      引用元: バイトがすき家を訴える。車で事故ったのは店舗かけもち長時間労働で睡眠不足だった為。

      (C)2015 - 2018 まとめらいぶ

      【バイトがすき家を訴える!車で事故ったのは店舗かけもち長時間労働で睡眠不足だった為】の続きを読む

      1:まとめらいぶ 2018/04/02(月) 14:41:16.46 ID:9e/YV+WB0 BE:878978753-PLT(12121)
      違和感に気が付いた入社式の言葉

      【文集オンライン】
       http://bunshun.jp/articles/-/6796

       私は5年ほど前に就職活動を経験し、大学を卒業したのちに、とある商社に入社
      しました。リーマンショック後の「氷河期」だったこともあり、就職活動は非常に
      厳しく、面接を何十社も受けてようやく手にした内定でした。しかし入社してみる
      と、その会社はいわゆる「ブラック企業」と呼ばれるものだったのです。

      労働時間は長時間に及び、休日も関係なく出社することを強要されたにもかかわらず、
      残業代も手当も出ませんでした。もちろん、「有給」取得も許されません。どうしても
      有給を消化するのであれば、給与から1日あたり5000円を差し引かれます。「あれ、
      有給ってなんだろう」って感じじゃないですか。「これは何の5000円ですか」と
      経理の人間に尋ねても、明確な答えは返ってきませんでした。

      「ブラック企業に入社してしまった」。入社して1週間も経つ頃には、先輩社員との
      会話や社内に漂う空気感から、そう確信しました。今思えば、入社式の日に初めて会長と
      顔を合わせた時には、すでに違和感に気が付いていたかもしれません。「今の社長が
      辞めることが決まって、退職金を払わないといけなくなった。だから、お前らのために
      お金を使うわけに行かねえんだよ」入社初日に会長が発した衝撃的な言葉によって、
      「ここは普通の会社ではない」と凍りついたのです。

      2:まとめらいぶ 2018/04/02(月) 14:41:35.54 ID:9e/YV+WB0
      「吉川には徹底して負荷をかけるように」「Aさんの言いつけだから、ごめんね」
       私を呼び出した所属部の部署長から、こう切り出されました。Aからの指示で、
      今後、私の業務量を他の社員よりも大幅に増やすこと。定時の退社を絶対に許さない
      こと。とにかく、「吉川には徹底して負荷をかけるように」と
      言われたことを伝えられたのです。

       この扱いには怒りを覚えましたが、勝気だった私は、同時に「なんとかこなして
      やろう」と思いました。ここで弱音を吐くのは、パワハラに屈したようで嫌だった
      ためです。朝、部署の誰よりも早く出社して仕事に取り掛かり、お昼休憩も取らず、
      夜遅くまで働く毎日が続きました。そこまでやってようやく、なんとか与えられた
      仕事をこなしていたのです。しかし、それを面白く思わなかったAは、さらに業務量を
      上乗せすることを部署長に命じました。この瞬間、私の心は折れてしまいました。

       今振り返れば、「もっと早く辞めていればよかった」と思うこともあります。
      5ヶ月間しかいなかった会社ですが、「なんて変な会社だ」という体験が書ききれない
      ほどにあるのです。勇気ある新入社員が「どうしてこの会社は残業代が出ないのですか」
      と会長に直接質問をしたことがありました。これすごくないですか。新入社員の勇気
      ある行動に、その場にいた誰もが息を呑みました。そして恐る恐る様子を見守って
      いると、会長はおもむろに財布から1万円札を1枚取り出し、「今までの分だよ!!!」
      と怒鳴りながら、新入社員の頬に叩きつけました。いや、絶対足りねえからな、
      1万円じゃ。どうして1万円で済むと思ったんだよ。1万円札ビンタを食らった
      新入社員は当然、間も無く会社を退職しました。彼は賢明な判断をしたと思います。

      疲労困憊

      【イメージ画像】

      引用元: 初出社して、就職先が「ブラック企業」だと気付いた

      (C)2015 - 2018 まとめらいぶ

      【初出社して、就職先が『ブラック企業』だと気付いた。】の続きを読む

      1:まとめらいぶ 2018/02/02(金) 23:07:06.77 ID:ahMcGsyP0 BE:849645472-S★(512600)
      法の知識があなたを守る
      ブラックな職場環境をホワイトにするために

      笹山尚人氏インタビュー

      【synodos】
       https://synodos.jp/info/21063

      1日16時間働ける

      ブラック企業

      【イメージ画像】

      引用元: ブラック企業の魅力

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      1まとめらいぶ2017/12/12(火) 06:47:20.62ID:CAP_USER.net
      Amazonの倉庫労働者の過酷な労働状況は有名な話ですが、Amazon商品を配達するドラ
      イバーたちの過酷な労働の実態が明らかになっています。

      Amazonの商品を配達するドライバーが、「1日に200個もの商品の配達ノルマを課されて
      おり、これを実現するために1日に11時間以上の労働を続けている」と訴えています。激
      務の実態を告白しているのはイギリスのAmazon(Amazon.uk)の商品を配達するドライ
      バーたち7人。彼らの主張によると、Amazon.ukは独自開発のナビ端末をドライバーに
      支給しており、ドライバーはその指示通りに商品配達をするように求められるとのこと。
      しかし、Amazon製の「洗練されたソフトウェア」を採用したナビ用の専用タブレット
      端末は、交通渋滞や天候などの現実の道路交通事情を一切考慮していない代物で、配達
      ノルマをクリアするために、ドライバーは昼食をとる余裕すらないそうです。

      ドライバーから窮状を聞かされたMirror OnlineのDan Warburton氏は、Amazonドライ
      バーのトラックに乗り込んで1日の労働状況を観察しています。

      イギリスでは運転手は1日に11時間勤務してはいけないと法律に定められてますが、ド
      ライバーは日常的に12時間、日によっては14時間も勤務しているとのこと。また、配
      達ノルマをクリアするために、法定の速度制限を破ることもしばしばあるそうです。

      また、ドライバーの多くが配達用のトラックをレンタルしており、配達業務のためにレン
      タル費用や自動車保険などに週あたり200ポンド(約3万円)の支出が必要なのに対して、A
      mazonの配達業務で得られる賃金は1日に一律103ポンド(約1万6000円)だとのこと。その
      ため、ある50歳のドライバーは、毎日遅くまで配達業務に従事したにもかかわらず、1週
      間の実質の稼ぎが160ポンド(約2万4000円)にとどまっているという窮状を訴えています。

      Amazonドライバー7人は、法律事務所「Leigh Day」を代理人として配達業務の労働環境
      改善を訴えています。ただし、Amazon配達での激務を訴えるドライバーたちは、「Drivi
      ng and Vehicle Standards Agency(DVSA)」というドライバー派遣会社から仕事を割り当
      てられておりAmazon.ukとは直接の雇用関係にはないため、派遣会社と交渉するしか手は
      ないようです。DVSAは、ドライバーたちからの訴えを受けて、直ちに調査を開始し、実
      態を把握でき次第改善に着手することを約束したそうですが、配達商品の量やルートの決
      定権はAmazon.ukにあるため、改善がどこまで進むかは不透明です。

      Amazonドライバーからの赤裸々な労働実態の告白を受けてAmazon.ukの広報担当者は、
      「弊社の商品配送ドライバーは、賞与、インセンティブ、燃料代の他に、1時間あたり最
      低12ポンド(約1800円)の料金の支払いが予定されています。そして、配送業者は独立した
      請負として、自らのペースで労働し、自らの裁量で休憩をとり、提案されたルートから
      選択することが認められています」とSunday Mirrorに対してコメントしています。

      不在配達などの業務を完了してドライバーが200件という1日のノルマをクリアするのは
      夜9時を過ぎることも多く、早く帰宅したいと望むドライバーの中にはペットボトルに
      排尿する人もいるとのこと。環境改善を訴えるドライバーの一人は、「Amazon.ukは
      DVSAに対して、『配達トラックに尿入りペットボトルを持ち込むのを止めさせるよ
      うに』という非情な通達を行った」と述べています。

      【gigazine】
       http://gigazine.net/news/20171211-amazon-driver-claim/
      【【EC】Amazonドライバーは激務のため『ペットボトルの中におしっこ』を強いられている】の続きを読む

      1まとめらいぶ2017/08/31(木) 21:08:21.79ID:CAP_USER9.net
      息子に弁当を作っていた母親は、「息子から『運転しながらだとおかずは食べることが
      できないから』と言われたので、おかずは持たせていませんでした」とコメントした。

      長野市内のトラック運転手男性(当時43)が今年1月6日、配送業務中に長野県上田市内
      のコンビニ駐車場で倒れ、搬送先の病院で亡くなった。長野労基署は8月24日、男性が
      過労死だったと認定した。遺族代理人の弁護士が8月31日、厚生労働省で記者会見し、
      明らかにした。

      男性は信濃陸送(長野県)の長野市内の営業所に勤務し、担当地域である長野県上田市
      のコンビニへの配送業務を行っていた。

      入社は2016年3月。正社員として雇われた。主な担当業務は、センターでの検品作業、
      トラックへの荷物の積み込み作業と、コンビニへの配送作業だった。

      男性は長期にわたって、長時間労働を続けていた。毎日の出勤は正午ごろで、勤務が
      終わるのが翌日の午前2時ごろだった。1勤務あたり配送センターと各地のコンビニ店
      を2往復するのが、ルーチンだった。

      亡くなる直前の1カ月間の時間外労働は114時間で、拘束時間は314時間13分だった。
      労基署の認定では、時間外労働は発症前の1カ月間で114時間、それ以前はそれぞれ
      96時間、103時間、117時間、135時間、131時間……となっていた。

      入社後、男性の体重は激減した。健康診断の記録によると、2016年3月の入社時に
      66.9キロあった体重は、10月には59.6キロになっている。同じ健康診断によると、
      男性に既往症はなかった。

      男性の健康診断表



      男性は家族に「忙しくて、運転しながらおにぎりを食べる状態だ」と語っていたという。

      ■亡くなったその日

      男性は、長野市内の事務所に出勤した後、市内の配送センターでトラックに荷物を積んで
      から、上田市内に向かった。そしてその日1つめの配送先である、上田市内のコンビニで
      荷物を引き渡したあと、トラック付近で倒れた。

      男性はコンビニ店員の119番で、病院に搬送されたが、亡くなった。
      死因は「急性大動脈解離」と診断された。

      ■見過ごされた長時間労働

      遺族側の代理人、川人博弁護士は会社の労務管理には大きな問題点があったと指摘する。

      厚労省の基準(自動車運転者の労働時間等の改善のための基準)によると、拘束時間は
      1カ月293時間・1日13時間を超えないものにすることが求められている。しかし、男性
      の拘束時間は多い月だと333時間37分に及んでいる。

      川人弁護士は語る。

      「トラック運転手はタイムカードやアルコールチェッカーの記録、デジタルタコグラフ
      など、数々の証拠があるので、時間外労働を把握するのは容易でした。それにもかかわ
      らず、長時間労働を是正した形跡が見当たらない。長時間労働を放置したということで、
      安全配慮義務違反になると考えています」

      さらに男性が亡くなってからの対応にも疑問があるという。

      「会社は当初、遺族に対して、本件は労災申請が難しいと言っていました。しかし、遺族
      が私たち弁護士に相談し、弁護士から労災認定をする意向を伝えたところ対応が大きく変
      わりました。会社はできれば労災申請をしてほしくなかったのだと思います。こうした問
      題ある対応をする会社は、残念ながら少なくありません」

      遺族が弁護士を雇って以降、会社は資料提出などに協力的になった。さらに会社側は代理
      人に対して、未払い賃金として200万円を支払う意思があると伝えてきたという。

      信濃陸送はBuzzFeed Newsの取材に対し「不幸な事態が起きてしまいました。ご遺族にも
      ご冥福をお祈りするしかございません」とコメント。労災をめぐる労基署の調査に協力し
      ており、遺族にはその過程で判明した未払い残業代を支払うと述べた。また、社内の労務
      管理については「労基署の指導に従い、状況改善に向けて動いております」と話した。

      続く

      【BuzzFeed Japan】
       https://www.buzzfeed.com/jp/kazukiwatanabe/20170831?utm_term=.oc6qoQL6o#.qoY98XZ08
      【【長野】『おかずも持たせてやりたかった』食事は運転中におにぎり、43歳コンビニ配送ドライバーが過労死認定。】の続きを読む

      1まとめらいぶ2017/06/04(日) 18:56:53.12ID:CAP_USER.net
      【NEWS ポストセブン】
       https://www.news-postseven.com/archives/20170604_559516.html

       https://www.news-postseven.com/archives/20170604_559516.html?PAGE=2 

       https://www.news-postseven.com/archives/20170604_559516.html?PAGE=3 



      【鎌田實医師が紹介する「フリースケジュール制」企業の実態】

       ワークライフバランスを重視し、仕事と生活のバランスをよくしようと叫ばれてから
      時間が経っているが、「努力をしている」という話はあっても、「実現できた」という
      ケースは稀だ。「フリースケジュール制」という大胆な働き方を採用したことで、かえ
      ってよい結果につなげた事例をとりあげながら、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實医師が、
      働くことと人間との関わり方について考えた。

       * * *

       大阪府にある「パプアニューギニア海産」は、天然の冷凍エビをエビフライやむきエ
      ビに加工し販売する会社だ。もともと石巻市にあったが、東日本大震災で被災し、工場
      が全壊した。大阪に移転したが、主戦力であるパート従業員がなかなか集まらない。そ
      こで導入したのが「フリースケジュール制度」だった。

       この制度は、働きたいときに会社に来ればいい、休むときも連絡しなくていい、とい
      うもの。

       武藤北斗工場長は、「震災でたくさんの人が亡くなるのを見た。働く人の生活を充実
      させるような働き方や、気持ちよく働くことを考えた結果、フリースケジュール制にた
      どり着いた」と言う。

       実に型破りな制度だが、これで仕事が回るのだろうか。

       工場では、社員2人とパート従業員約10人が働いている。出勤日を自分で決められる
      ので、出勤する人の人数にばらつきがある。明日はたくさん人が来るだろうと見込んで、
      多めに作業を準備していたのに、読みがはずれることもある。だれも来なかった日も一
      日だけあった。工場長としては困るのではないかと思いきや、週単位でみると、出勤人
      数は平均化されるので、特に困ることはないという。実におおらかだ。

       パート従業員はすべて女性。これまで、子どもが熱を出したり、学校行事などで休み
      が続くと、迷惑かけて申し訳ないと辞めてしまうことがあった。フリースケジュール制
      にしてからは、離職者が激減したという。

       会社側も、従業員のシフトで頭を痛める必要もない。出勤も欠勤も事前連絡なしでい
      いから、当日の無断欠勤でイライラすることもなくなった。辞める人が極端に減ったの
      で、求人費用もかからない。新人教育の必要もなくなった。人件費は2割減になったと
      いう。

       この会社では、「嫌いな仕事はしなくていい」ともうたっている。前もってパート従
      業員にアンケート調査したところ、だれかが嫌いな作業は、だれかが好きということが
      わかった。結果的に適材適所で、自分の好きな仕事をすることにより、効率もアップ、
      品質も向上。働く人の自主性に任せたら、いい結果につながったのだ。

       武藤工場長は、「パートさんたちと距離が近くなり、楽しい職場になった。会社が忙
      しい年末などには、自分たちから職場に出てくれて、頑張ってくれたり、効率が上がる
      ように提案してくれるようにもなった」と話す。

       かつてブラック企業と言われた情報・通信業の東証一部上場企業「サイボウズ」は、
      社員の声を聞き、働き方を自由にした。在宅勤務や子連れ出勤の制度などもつくり、
      介護休暇や育児休暇を6年間取得できるようにした。業務時間以外であれば、副業も
      認めている。

       ブラック企業の汚名を返上し、働き甲斐のある会社ランキングの上位に、4年連続
      ランクインしている。クラウド関連サービスの売り上げは40億円超、前年比49%ア
      ップというとんでもない成果を出している。

       働くことは、命を奪う「毒」にもなれば、生き甲斐を生む「薬」にもなる。一億総
      ブラックから脱し、働く人が本当に幸せになれる働き方へ、改革はすでに始まってい
      る。その流れに乗れるかどうか、日本の企業は大きく試されている。
      【【働き方】働きたい時に来ればいい会社、離職者減り効率も品質も向上。】の続きを読む

      1まとめらいぶ2017/05/16(火) 18:23:15.44ID:CAP_USER.net
      現役サラリーマンが読む!仕事漫画

      いま「サラリーマン漫画」に地殻変動が起きている。『課長 島耕作』のような出世
      物語が廃れ、『社畜!修羅コーサク』のような「社畜漫画」が増えているのだ。現
      役サラリーマンで、『サラリーマン漫画の戦後史』(洋泉社新書y)の著者が、その
      背景を読み解く。漫画に社畜が増えている!「ノマド」が消えて「社畜」が残った。
      日本人の働き方を巡る過去5年間の議論を圧縮すると、つまりそういうことになる。

      新しい自由な働き方/生き方として提唱されたノマド・ワーキングは、会社にしがみ
      つく不自由なサラリーマン=社畜への強烈なカウンターとして一世を風靡した。しか
      しノマドが従来のフリーランサーと大差ないという現実が明らかになるにつれて幻想
      は剥がれ、ブームは沈静化。ノマドによって掘り起こされてしまったサラリーマンの
      社畜意識だけが、むき出しになって晒され、ブラックな労働環境の是正が課題として
      浮かび上がっている、というわけだ。

      顕在化した社畜意識は、漫画の世界にひとつのトレンドを生み出した。社畜を主人公
      とした漫画が目立ち始めているのだ。

      サラリーマンを描く漫画は、もう長いこと「島耕作」という圧倒的存在をベンチマー
      クとして、働く喜び、労働のポジティブな側面にフォーカスするものが主流だった。
      しかし、島耕作のような安定した老舗大企業での出世物語は、今や共感を得られない。

      長時間労働が社会問題化する中で、会社に縛られた非人間的な働き方の是非を問う視
      点が生み出した、サラリーマン漫画の新しい潮流「社畜漫画」。その守備範囲はギャ
      グから実録まで幅広い。

      島耕作パロディ、『カイジ』スピンオフ……社畜系ギャグ漫画
      社蓄漫画として最もスタンスが明快なのが、弘兼憲史も黙認する究極の島耕作パロディ
      として話題の『社畜!修羅コーサク』(江戸パイン/講談社/2016~)だ。若い頃の島
      耕作に似た主人公が、修羅の国・墓多(はかた)に左遷され、社畜ならではの壮絶な自
      虐技を駆使してサバイブするという展開は、さながら島耕作ミーツ北斗の拳。劇画調の
      シリアスな絵柄が、ギャグの強度に拍車をかけている。

      もともと本家の島耕作も「嫌な仕事で偉くなるより、好きな仕事で犬のように働きたい
      さ」と“畜生志向”を公言する、潜在的な社畜。しかも部署異動しようが左遷されようが、
      与えられた仕事は全てクリアして結果的に偉くなるという、究極のファンタジーとして
      アイコン化している。そんな象徴的な存在を茶化し、会社を阿鼻叫喚のディストピアに
      反転させた修羅コーサクは、島耕作の社畜性をアイロニカルに暴き出している。

      既存漫画の登場人物を社畜に見立てたパロディとして、『中間管理録トネガワ』(萩原
      天晴・他/講談社/2015~)も挙げておきたい。福本伸行の代表作『賭博黙示録カイジ』
      に登場する悪徳企業幹部の利根川を主人公にしたスピンオフで、「このマンガがすごい!
      2017」のオトコ編1位を受賞するなど、世間的評価も高い。

      利根川は、たとえ休暇中であっても横暴な会長の無理難題に応えなければならず、一方で
      気まぐれな部下たちからの信頼を得るために四苦八苦する。本編では憎々しく君臨した大
      幹部も、裏側から見ればブラック企業の歯車、過重労働の中間管理職だったという悲喜劇
      が、悪魔的なギャグに昇華されている。『カイジ』本編では、利根川はパワハラどころで
      はない悲惨な体罰を受けて失脚してしまうので、そうなる前になんとか転職してほしくな
      る。

      社畜ギャグ漫画には『社畜と幽霊』(日日ねるこ/集英社/2016~)のような変わり種も
      ある。オフィスで深夜まで残業する主人公に対し、女の幽霊が身の毛もよだつ嫌がらせを
      執拗に繰り返す。仕事に集中したい主人公は幽霊を無視したり逆切れしたりして、やがて
      二人の間に奇妙な連帯感が生まれ始める。幽霊はまるで仕事中にかまってほしがるペット
      のようで、孤独な深夜オフィスに癒しを提供する存在に見えてくる。



      『社畜!修羅コーサク』(江戸パイン/講談社)

      【PRESIDENT Online】
       http://president.jp/articles/-/22024
      【【働き方】『社畜』が主人公の漫画が増えている理由】の続きを読む

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