1:まとめらいぶ 2019/10/14(月) 01:35:08.09 ID:CAP_USER
【gizmodo】
 https://www.gizmodo.jp/2019/09/msp-j0740-6620.html

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直径が知りたい。

観測史上最大となりうる中性子星を発見した…との研究結果が発表されました。

質量の大きな恒星が、直径20km程度にまで圧縮されてできる中性子星は、あまたある天体のなかでも
とりわけ不可解なものです。サイズは極めてコンパクトなのに、質量は太陽よりも少し大きく、
いわば超固太り体形の天体です。今回観測された中性子星「MSP J0740 + 6620」にいたっては、
少なくとも太陽の2倍以上の質量があるようで、それがハーフマラソンくらいの直径に
収まっているってちょっとイメージできませんよね。

論文のメイン著者でバージニア大学の博士号候補者、Thankful Cromartie氏は、
米Gizmodoに対して次のように述べています。

もっともっと大きな中性子星を見つけることはエキサイティングです...なぜなら、
中性子星内部の状態を説明する「状態方程式」の解明に役立つからです。

中性子星の質量を算出することで、この不可解きわまりない天体が、
そもそもどうやって成立しているのかについての理解が進む可能性があるのです。

型破りなサイズの中性子星がゴロゴロ

従来、中性子星の質量は太陽約1.4個ぶんほどと考えられてきましたが、
最近の観測で巨大なものがゴロゴロ発見されています。

アメリカとカナダの科学者からなる共同研究組織「NANOGrav」では、グリーンバンク望遠鏡や
アレシボ電波望遠鏡を使って、この12年間で数十個の中性子星を発見してきました。

本来NANOGravは、2016年にLIGOが初観測したことでおなじみの重力波の検出を試みて
いるんですが、その過程で重力波よりやや高い周波数信号を放つ中性子星が見つかる…
というわけです。

とりわけ彼らは、パルス状の光線を発する中性子星、パルサーに興味津々で、
MSP J0740 + 6620は、まさにそんなパルサーの1つです。

条件ピッタリで奇跡の体重測定が叶う

研究者らはグリーンバンク望遠鏡によりMSP J0740 + 6620を観測。「シャピロ遅延」と呼ばれる
相対論的な現象を利用して星の質量を測りました。

MSP J0740 + 6620は、白色矮星というコンパクトな天体と連星系を形成しています。2つの天体は
お互いの周りを回っていて、白色矮星がパルサーの前を通過するとき、白色矮星の重力で空間が
わずかに歪みます。歪んだ空間のぶん光は長い距離を移動するはめになりますので、地球から
見るとパルスがわずかに遅延したように見えます。

この現象を利用してパルサーの質量を算出したところ、Nature Astronomyに掲載の論文によると
太陽の約2.14倍だったとのことです。

Cromartie氏によれば、じつは、こうした連星を見つけて質量が測れるケースはレアで、地球から
見た角度の条件がピッタリそろわなければならないようです。今回は幸運にも、中性子星の質量を
算出するうえで、信頼性の高い手法が利用できました。

ただ、今後より大きな中性子星を観測したとしても、他の手法による算出では正確性が損なわれる
ことも指摘しています。

この質量は中性子星の上限かも

グリーンバンク天文台担当のアメリカ国立科学財団(NSF)プログラムディレクター、
Harshal Gupta氏は「このパルサーの質量は、この手の天体の上限かもしれない。これより
質量が大きい場合、パルサーは崩壊してブラックホールになる可能性がある」と説明しています。

またGupta氏は、NANOGravが、LIGOやVirgoによる発見をどのように補完するかについても、
興奮して次のように語りました。

天文学にコンパクトな天体の物理学が加われば、非常に手堅い成果が得られます。

一方Cromartie氏に関しては、米Gizmodoに
「カナダのCHIME電波望遠鏡による頻繁な観測や、NICER(NASAの中性子星観測装置)による
半径の測定なんかで得られるデータを見るのが楽しみ」とコメントしています。

こうした追加観測は、とりわけ不可解な天体、中性子星についての謎解きに
貢献してくれるんじゃないでしょうか。

引用元: 【宇宙】太陽2.14個ぶん、質量マックスの中性子星が見つかる

(C)2015 - 2019 まとめらいぶ

>>1
イメージ図が人間の想像力の限界を感じる

重力は3次元で2次元じゃない

5:まとめらいぶ 2019/10/14(月) 01:48:09.35 ID:/m0s6Gj3
恒星を中心にぐるぐる回る位だから重いんだろうけどマックスで2倍程度ってのもイマイチだわ

7:まとめらいぶ 2019/10/14(月) 02:00:45.98 ID:6B4vOBu8
電子縮退圧によって支えられる恒星、と言う概念は
白色矮星のサイズとその高密度を説明するために
生み出された

チャンドラセカールは1931年にその上限を発表したが、
中性子がまだ発見されていない、そんな頃でもあった

8:まとめらいぶ 2019/10/14(月) 02:09:08.91 ID:rVca/Z6Y
金とかプラチナは中性子星で作られるって聞いたことある

>>8
それって超新星爆発のことじゃないの?

>>57
超新星爆発のような瞬間的な事象だけでは
現存量の説明が難しかった。

重力波で、中性子星の衝突が観測されて、
衝突時の破片からなら十分な重金属が
補充できるかもということになった。

もちろんまだまだ謎は多い。

9:まとめらいぶ 2019/10/14(月) 02:20:33.15 ID:O6JVdFaj
それがわかったところで何の役に立つの?

>>9
何かの訳に立つかも知れんから調べるんだよ

11:まとめらいぶ 2019/10/14(月) 02:28:38.19 ID:B5vqGP3J
宇宙ってヤバいな。
地球人は何も分からないまま
死んで行くんだろうな。
俺たちなんて宇宙にとって元素くらいの
ミクロな星の中でワオワオやってる
だけだもんな。
今日、口説き損ねた女とか課金ガシャで
爆死したとかその風ほどのもんでもないよな。

12:まとめらいぶ 2019/10/14(月) 02:40:02.51 ID:BS7QN8Bh
「竜の卵」という中性子星を舞台にしたSFが面白かった
でも、中性子星が太陽系内に迷い込んできたら地球も生物もアボーンだな
そういうことを想像すると恐いよ

22:まとめらいぶ 2019/10/14(月) 04:37:59.50 ID:Tt0SnwmG
わりとまじで星が人の魂だったりしてな

27:まとめらいぶ 2019/10/14(月) 06:29:37.75 ID:/nhtX0bO
中性子だけでできてるとか。もう理解不能だわな。

33:まとめらいぶ 2019/10/14(月) 08:25:06.35 ID:UGBUTLsb
中性子星の中心部がどうなってるかはまだ謎らしいね

53:まとめらいぶ 2019/10/14(月) 14:13:47.17 ID:jpI6SLyX
普通は、日々の生活費に追われ、
中性子星なんてどうでもいいんだけどね。

65:まとめらいぶ 2019/10/14(月) 18:12:07.99 ID:q7poGDE+
表面てくてく歩いてみたいな

71:まとめらいぶ 2019/10/14(月) 19:41:35.78 ID:JmlicjQL
神に触れては駄目

80:まとめらいぶ 2019/10/15(火) 01:17:39.90 ID:knlTKwqR
天体物理は面白いなあ。
中性子のような微視的な物が
大質量で剥き出しになるとは。

97:まとめらいぶ 2019/10/15(火) 18:37:35.51 ID:A4+hPO56
中性子星を構成してるのは自由中性子ではなく、中性子過剰核だから
そして陽子よりも中性子でいる方がエネルギー的に安定してる状態